お久しぶりの投稿です。前回は、2021年7月でした!
つきまといや嫌がらせの状況は変わりません。
今ちょうど、個人情報保護委員会が防犯カメラ画像利用についてパブリックコメントを募集しています。
顔認証登録の悪用により、罪のない人が全国どこに行っても店や施設で差別的扱いを受けています。
この現状を変えるために、ぜひ皆さんも意見の提出をお願いします。
「犯罪予防や安全確保のためのカメラ画像利用に関する有識者検討会報告書(案)」に関する意見募集について|e-Govパブリック・コメント
意見提出期限:令和5年2月12日(日)
私は以下のような意見を提出しました。他にも改善するべき箇所があるかもしれません。
・P38(1行目)P46(2行目)
本人同意の例外規定の廃止、もしくは本人が開示請求した場合の通知の義務化
理由:この項目の秘匿性を隠れ蓑に、登録者の都合の良い判断で監視したい相手を登録する事案が発生しているため
・P41(6行目)登録基準
登録者と登録に至った経緯の5w1Hの保存の義務化
私怨などで故意に登録した場合の罰則規定の制定
理由:現場の一方的な判断や虚偽の登録で無実の人が犯罪者扱いされる恐れがあるため
・P48(12行目)
店または警備会社による顔認証登録の業界全体あるいは全国への拡散の禁止
店の垣根を越えて登録する場合、指名手配犯等に限定
・P48(18行目)情報開示に応じない場合の罰則規定制定
理由:「攻める防犯」として嫌がらせをすることで犯罪を防止するなどという概念がまかり通り、ひとたび顔認証登録されると、どの店や施設に行っても店員や警備員につきまとわれ、不当に差別的対応を受ける現実があるため
(案)にはありませんが、店員や警備員による客への嫌がらせについても罰則規定を設けていただきたいです。
顔認証システムは、特定の勢力が気に入らない人物を陥れることに悪用されます。例えば集団でつきまとい、その嫌がらせを注意した人物を不審者登録するなどです。ぜひこのシステムの悪用を食い止めるための法整備を求めたいです。