甲斐性が無く、だらしない、そして世間に反抗するしか能のない、単純な男を相手に、恋愛をしていたい
どうせ私の人生は適当なんだもん、真面目に生きる気など失せた。本気で相手を好きになるなんて疲れるだけ。
チョーキングを聞くと興奮してしまうような、単純で馬鹿な女で居続けよう。感覚的で、いいや。
いつも適当に発言して、本音を誤魔化して、適当に楽しく生きていたい。
間違っても、本音をメディアに流して、息苦しくなってしまうのは避けたい。そんな馬鹿正直な真似は絶対にしない。
憧れの人と一緒に外出した。
時間が遅くなり、私が「そろそろ帰宅します」というと、相手は「何でも買ってあげるから、帰るだなんて止めなさい」と言った
私は大きく幻滅してしまった。そんなに私は軽く見られていて、そして相手は非常に軽薄な人間だったのだと、知ってしまった。
でも、待てよ。私だって、「真の慈愛」を本当に欲していたのか?相手に近寄る際、ミーハー心や自己顕示欲が、少しも無かったと言えるのか?いや、言えない。
「本当は、自分の周囲に起こる事象全て、大事なはずである。成長の糧になるから。だから、現実を放り投げてはいけない」
だが、どれも下らない様に思える。誰も、誠実な人など居ない。
「どのように下らなく見えることでも、そう成るに至った過程が存在するのであるから、それは現実において『真理』であり、正しいことなのであろう。」
だが、そんなのも、どんな建前も全て、本音を隠すためのトリックなのでしょう?
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