昔を語る多胡の古碑✨
私が子どもの頃、
この絵札を見ても良くわからなかった💦
でも、数年前(2017年)…
多胡碑とともに、近くにある
山上碑・金井沢碑の3つの石碑
『上野三碑』が
ユネスコ「世界の記憶」に登録され
この史跡のすごさを知りました。
娘と来たときは、サラッとしか見なかったことを
めちゃくちゃ後悔しました(>_<)
日本国内に現存する平安時代以前の古碑は
わずかに18例しかありません。そのうちの3例が
集中しているというのは、歴史的に極めて
特筆されることとのこと。
(さらに群馬県内には桐生市に
『山上多重塔』もあり、全部で4例あります)
今回は「多胡碑記念館」も含め
3つをしっかり見てきました❗
まずは…
「多胡碑記念館」でしっかり勉強してから
三碑を見学しよう(^^)
本来、大学生以上は入場料がかかりますが
「世界の記憶」登録を記念して
なんと、無料で見学できます✨
展示内容は、予想以上に盛りだくさんでした
上野三碑の詳しい解説はもちろんのこと
『文字』の体系についての解説
拓本の展示、出土資料なども展示されています。
石碑のレプリカは大きさや
質感、文字の雰囲気を知ることが出来ます。
この後、実際の三碑を見ましたが
全て、風化から保護するために
建物の中にあり、ガラス越しで
のぞくことしかできないので、
近くで見られるのはこのレプリカだけです💦
7月3日までは
所蔵拓本展「日本三古碑」
として、本物の拓本を見ることが出来ます
ここで…『拓本ーたくほんー』とは
石などに刻まれた文字や図を、
紙の上から写しとる方法、また写し取ったものです
しっかり勉強してから
いざ、多胡碑へ❗
まさに、絵札の建物の中に
古碑があります✨
実物はちょっと上手に撮れませんでした(>_<)
風化や倒れるのを防ぐため
しっかり守られてる感じです💦
多胡碑は中央政府からの命令で
この地に新たに多胡郡を設置したことを
記念した建郡碑です。
後半部分には当時の政府高官の名を挙げて
建郡を正統化していると考えられています。
多胡碑と記念館がある場所は公園になっていて
なんと2基の古墳(円墳)もあり
いかにも群馬らしいです😂