夫は私よりも2歳年長の45歳で、現在遠く離れた地で単身赴任しています。

新しく購入したばかりの我が家と、私立の中等教育学校に通う我が子の教育のため、転勤となった夫は一人でその地へと旅立ちました。

しかし、この距離が、かえって互いの絆を一層深めることとなりました。

それは、肉体を結ぶ行為においても同様です。

夫は月に一度の週末、家へと戻って来ますが、その時のひとときは、かつてのそれとは比べ物にならないほどに情熱的です。

我々二人とも、生命の盛りにあり、特に私は性的な欲望が最高潮に達しています。

夫が帰宅すると、何よりも先に、互いの肉体を求め合うのです。

しかし夫は転勤生活が影響してか、体重が増え、その重さに私は苦しむことも。

ある日、「じゃあ◯◯が上になってみて」と夫が言い出し、私はその提案を受け入れました。

通常の騎乗位とは異なり、私は夫の体を抱きしめるようにして、自ら腰を動かします。

夫は私の動きに任せ、私は最初から夫を愛撫し、その後、夫も私の愛撫に応えます。

我慢できなくなった時、私は自ら夫を受け入れ、互いに動き合います。

この体位が私にとって非常に心地よいのです。

交わる最中、私たちは何度も深いキスを交わし、互いの舌を絡ませます。

この年齢になって初めて経験するこの体位は、予想以上に情熱的でした。

子供がいるため、声を抑えるようにはしていますが、時には声を上げてしまうことも。

そして、行為の最中、私は夫に問いかけます。

「向こうで浮気なんてしてないわよね？」

「するわけないだろ」

「風俗とか行ってないわよね？」

「行かないよ、そんなとこ、気持ち悪いし。」

「じゃ、どうしてるの？我慢できないでしょ？自分でしてるの？」

「ああ、してるよ。」

「◯◯はどうしてるんだ？自分でしてるのか？」

「たまに・・・。」

「俺とのコレを思い出しながらか？」

「そ、そうよ・・・あっ、あっ・・・！」

「自分で触ってるのか？」

「そうよ・・・あっ、いいっ！」

「これとどっちがいいんだ？」

「そりゃ、こっちの方がいい！」

そんな変態のような会話が興奮を増々、高めてくれます。

「あ、もういっちゃう・・・！」

「すごくいいか？」

「すごくいい！あっ・・・ああっ！ああっ！いくっ！！いくっ・・！」

そうした会話が、さらに興奮を高めていきます。

「あ、もういっちゃう・・・！」

「すごくいいか？」

「すごくいい！あっ・・・ああっ！ああっ！いくっ！！いくっ・・！」

私たちは、互いに頂点を迎えることが決してなく、その後、夫は私の中で果てます。

私は、その至福の余韻にしばらく身を任せ、夫に寄り添います。

月に一度の逢瀬であるため、生理中であっても関係は持ちます。

遠く離れて暮らしてみて、この歳になっても夫婦の絆が深まったのは、まさにこの情熱のおかげかもしれません。

遠距離に芽生えた夫婦の情熱