イヴの夜にエルピスの9話を見終わりました。

村井さんの行動が爽快でした。


エルピスが始まって間もない頃、村井さんのことを「こんな上司がいたら嫌だなぁ」と思う一方で、村井さんも"自分の価値を失った人"なんだろうなと思いました。

フライデーボンボンをどんな番組なのか定義して、自分に呑み込ませようとしているようでした。

回を重ねるごとに、浅川さんや拓朗くん、事件の関係者たちに影響を受けて、村井さんも本来の自分を取り戻していったのかもしれません。もしくはさらにパワーアップ?

この外側に向かう力の強さはバブル世代だからなのか、村井さんの性格からなのか…


9話を見終わって、これらの怒りの元には「不平等であること」があるのかなぁと思いました。

同じ人間であるはずなのに、権力があると不正を見逃してもらえる、忖度してもらって有利に扱われる、力を持たない人間は公正な捜査や裁判を受けられず、命を失う…、声を上げても消される…


テレビやメディアが自分たちを守るために、それらに加担していることへの怒りなのかな…


エルピスでは、被害者遺族のすみかさんや中村優香さんの友だち、大門亨さんの佇まいも印象的でした。

皆、「普通の人」という感じがするんですよね。

それは、中村優香さんも同じで、岸本くんが中村優香さんに語りかけたときに彼女の顔が一瞬映ったシーン、ぐっときました。

(彼女はたしかに生きていたんだと感じられました)

松本さんも同じで、普通のおっちゃん…(無実だとしたら)


だからこそ、本城彰や斎藤さん、大門氏や平川刑事の孕む何かが引き立つのかもしれません。


普通といえば、浅川さんも真面目で正義感が強いものの、普通の人です。

たしか4話くらいでそう思いました。

浅川さんの普通さにリアルを感じますし、見ていて親近感が…(顔も立場も違いすぎるのにっ) (゜o゜(☆○=(-_- )゙


久しぶりにエルピスの感想をつらつら書いてみました。


明日の朝、起きたらサンタになります。

私にはプレゼントあるかな…(毎年プレゼント交換をしているのですが)



#エルピス