37・38「神々の山嶺」上下 夢枕獏

 

言わずと知れた山岳小説の最高峰ですが、今更読みました

(;´∀`) 山苦手ーーー

 

「ドキュメント72時間」でパリの漫画喫茶が舞台になっていたとき、そこでこの作品の漫画版を読んでるパリのイケメンが、「ネタバレはしないよ」と言ってたのが引っかかって読み始めました。

主人公も、その他の人物もモデルの方がいるんですね。

物語の冒頭にイギリスの登山家「マロリー」がエベレストに登頂したか否かの話が出て来て、以前「そして謎は残った」というマロリーの遺体発見記を読んでいたので、それもまた興味を惹きました

 

実写映画版の「羽生」が阿部寛さんが演じた、と知って、

まさにそれ!!!と膝を打ちたい気分でした

あのギラギラとした羽生のエネルギー、阿部ちゃんの濃ゆいルックスにぴったりです( ̄▽ ̄)

 

長い話だったけど、夢中で読んでしまいました。

傑作です。

 

39「アルプス席の母」早見和真

 

高校球児の母のお話。

もうちょっと球児の屈託みたいなものが描かれるのかな、と思ってたけど、どこまでもさわやかに流れちゃう系でした

母が「男の子の母で良かった!」というセリフがあるのですが、いや、私は「女の子の母でよかった」ですよ。

 

40 「物語の種」有川ひろ

 

読者からの「物語の種」をもとに話をふくらませた短編集。

ちょっとしたお話からここまでの話を紡げる、ってやはり作家ってすごいですね

普通の人はただ事実をつらつらと書き連ねるだけですからね

しかし、さすがに「宝塚」おたくの話は少々ドン引きでしたけど笑

 

 

 

 

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