皆さんご無沙汰しています。
明日からGWですね。
リップルの講師がいる事務所セブ島はリゾート地でもあるため
GWはたくさんの旅行者の方がやってきます。
たくさん思い出を作っていってほしいです
皆さんはどこかにいかれますか?
前回に引き続き英語教育についてのお話をさせていただきます。
前回のあらすじはこちら
お子様の英語教育について 事務局員の体験談VOL1 【メルマガ抜粋】
■英会話学習の最新事情について
◎プリスクールの英語教室
この言葉を初めて聞いた方もいるかもしれませんね。
もとは保育園・幼稚園にあがる前の託児所みたいな感じでしたが、
最近では幼児向けの英語教育に特化した施設を指すことが多いです。
対象はおもに入園する前の子供(0歳から3歳)で、
英語を使って歌やおどり、ゲーム、工作などを楽しみます。
基本的には集団生活のルールを身につける場所なので、
学習という意味合いではちょっと異なるかもしれないですね。
お母さんからの人気は高いですが、月謝もそれなりに高いです。
◎大手の英会話スクール
いわゆる英会話スクールと聞いて思い浮かぶのがこれだと思います。
ネイティブの外国人講師(たいていは白人の先生)がレッスンを行います。
グループレッスンが主で、歌やおどり、ゲーム、簡単な会話を学びます。
教材やカリキュラムがしっかりしており、通いやすい立地にありますが、
送り迎えの手間や料金の高さなど、継続しづらい要素も多いです。
対応はマニュアル化されているので丁寧ですが、個人の融通は利きません。
知名度の高いスクールが多いため、親にとって安心感はピカイチですが、
トラブルの話が多いのも、大手英会話スクールの印象のひとつですね。
◎個人の英会話教室
大手英会話スクールのフランチャイズとして展開する教室もありますが、
独自のカリキュラム、市販教材を使って教える教室が大半でしょうか。
一昔前までは、子供が通う英会話といえば近所の個人経営の教室でした。
教室によって教え方にムラがあるので、周囲の評判によく耳を傾けましょう。
地域の生活レベルに合わせた料金設定にできるところが最大の強みですね。
個人の場合、先生は帰国子女や留学経験のある日本人が主流でしたが、
最近では日本在住の外国人が個人で先生をしているケースも増えました。
カフェでお小遣い稼ぎに英語を教える外国人もここに含まれるでしょうね。
料金は千差万別、内容もピンきりですが、地元に根ざした立地だったり、
個人の利点を活かして、とても柔軟な対応をしているところもあります。
レッスンもマンツーマンやグループなど、教室によりまちまちですね。
◎英会話・英語教材
子供向けのテキストや絵本、カードなど、遊具に近いものが代表的。
CDやDVDなどとセットで、見て聞いて英語を身につけるものが主流です。
最近はデータをパソコンにダウンロードして操作する教材も増えました。
カーソルを動かして答えを選んだり、クリックに合わせて音が出たりと、
単なる映像ではなく、ゲーム感覚で遊べるため、大人でも楽しめます。
子供の目を引くマスコットや、有名キャラクター、アニメーション、
音楽などを使って、子供の関心を引くという点が共通しています。
内容はとても豪華で、付属の遊具もあり、子供の食いつきは確実ですが、
ひとり学習になりやすい、飽きやすい、学び方が無機質になりやすい、
一部法外な価格の商品があるなど、購入には十分な検討が必要です。
◎オンライン英会話
近年話題になっている、インターネットを使った英会話レッスンです。
日本に教室を持たず、自宅のパソコンを使ってレッスンを受けます。
レッスンは基本的にマンツーマンで、現地に住む外人講師が先生です。
従来の英会話スクールのような、触れ合いながらの会話はできませんが、
Webカメラなどの高性能化で、独特な臨場感を楽しめるようになりました。
教室代がいらないことや、海外の賃金格差をそのまま価格に反映できる等、
料金の安さが時代のニーズにマッチして、利用者も日々急増しています。
また自宅でできる便利さが、多忙な現代人にぴったりです。
一時期は回線の状態によってレッスンが成立しないトラブルもありましたが、
近年は急速に海外のインフラが整備され、回線不調もかなり減少しました。
注意点としては、現地の学生アルバイトが先生をやっている場合も多く、
とくに格安路線のスクールほど、その傾向が顕著に出ていると言えますね。
オンライン英会話を選ぶ際には、キャリアのあるプロ講師を採用しているか、
そこだけは、しっかりとサイトなどを熟読して見極める必要があります。
■英会話学習の選び方
いろいろあって迷ってしまうかもしれませんが、
まずは目的別に絞り込んでいけばいいと思います。
英会話学習というからには、何より「会話」ありきですよね。
英語教材は、広く英語を学ばせるなら決して悪くないと思いますが、
実践で会話を学ぶことができないので、今回の目的には適しませんね。
また、ギャンブル的な要素の強い個人の教室もおすすめはできません。
私が子供の頃に通っていた教室は、会話より書き取りを多くやりました。
もちろん教室によっても違いますので一概には言えませんが、
入会金や市販の教材をそろえるだけでも決して安くはありませんから。
かといって大手なら安心かといえば、それも大きな誤解です。
マニュアル化されたシステムには、大手ブランドの信頼を感じますが、
大手であるほど費用が高いというのが、おすすめしにくい理由です。
なぜならその大半は、莫大な広告費のために吊り上げられた料金なので。
それに大手だからといって講師が全員プロというわけじゃないんです。
来日したてのアルバイト外国人や、研修間もない新人も含まれます。
大手にトラブルの話が多いのは、こんな落とし穴があるからです。
ちなみに私の子供には、オンライン英会話を選びました。
安さ、便利さ、始めやすさ、そして辞めやすさを考慮して(笑
費用の負担が少ないから、どこを切り出してもリスクがないんですね。
最近は入会金もテキスト代も無料、なんてところも多いですから。
何より必ずお試しレッスンが受けられるのも助かります。
そしてたいていの場合、その後しつこい勧誘なんかもありません。
今は子供向けに特化したところもあるので選びやすいです。
今後も次々と新しい英会話学習は生まれてくると思いますが、
何を選ぶかは、最後は親であるみなさんの判断になります。
あなたが最良の選択に恵まれることを、心から願っています。
さて、これで学習方法を選ぶことはできましたね。
けれども、選び方を知っただけでは使い方はわかりませんよね。
長くなってしまったので、次回は理想的な使い方のお話をします。