蜀の紅茶
「蜀の紅茶」
「むぅ・・・民達を見ていたらなんとも・・こう、ういういしい気持ちにならぬか??」
劉備たちは馬に乗りながら、民達を視察していた。
「そうですなぁ、兄者。」
後ろから、赤兎馬に乗りながら返事をする関羽。
蜀では、最近戦もせず平和な日々を過ごしていた。むしろ戦を避けていたのだのだ・・。
いわゆるヒマジであった・・・。
「それにしても・・こんなにのんびりしていて天下統一できるのか??」
馬超は劉備たちがのんびり民を視察している様子を見てふと一言。
「なにいってんだっ!?兄者は民思いの優しい兄者なんだぞっ!!民のことも考えながら天下統一しようとしている兄者はすごいじゃねぇかっ!!こんな癒される兄者なのにお前はなんにも感じとっていないのか??」
いつの間にか、馬超の隣にいた張飛が怒鳴ってきた。
「みなさ~んっ!!紅茶ができましたよ~♪」
劉備の趣味みたいな民視察が終わったと同時に月英は虎戦車で将を呼び出していた。
「今日は南蛮の人たちが飲んでいらっしゃる紅茶の葉を頂いてきましたよ♪」
常に、食料からなんでも近くの国からもらっているらしい・・。
なんとも口では伝えきれない奇妙で香ばしい香りが漂っていた。
「では・・・いただこう!!」
劉備は立ち上がり、乾杯~と叫んで、激しく乾杯をしていた。少し違うような・・。
関平は熱いのか、フーフーと口で冷ましていた。なんとも可愛らしい・・(笑
「熱いの??お酒を入れて冷ましてはどう??」
星彩は張飛のそばに置いてあった酒を入れようとしていた。
「結構でござるっ!!拙者は未成年だから・・。」
そういう問題なのか・・。
馬超はいっき飲みしていた・・・。すると
「まっっっっずっっ・・・・!!!!」
馬超は激しく叫んだ。
そばにあった飲み物飲んだが、それも紅茶だったらしく暴れていた馬超であった・・。
「おいおい・・・まずいか??俺、なんともおもわねぇぞ??むしろおいしいぞ!!」
張飛はおいしそうにがぶがぶと飲んでいた。
「馬超よ、まずいと言ったら南蛮の人に悪いではないか・・。後で謝りにいかねば・・」
劉備もおいしそうに飲みながら、馬超に話しかけた。
どうやら、馬超以外の武将たちはおいしそうに飲んでいた。
馬超は自分の味覚を疑っていた。
「おかしい・・!!俺だけまずいと感じるなんて・・おかしすぎだっ!!平等なはずなのに・・。俺だけ、ハミらすのか・・?」
本当は、馬超の味覚が正しいらしい・・。
劉備たちはいつも、奇妙なものを食べている結果、味覚が狂ったらしい・・。
「この肉まんまずくないか・・??」
関羽はいつも食べている肉まんも、突然まずいと言い出した。
おいしいはずの肉まんさえ、まずいと思いはじめたとてもヤバス状態の蜀軍だった・・。
「次は、曹操軍から頂こうかっ!!!」
こんななんとも、平和な日々を送っていた蜀であった・・。
この先、天下統一の夢が実現できるのかは否・・・。







