今夜は眠れそうにないよ
流れ星を見たときみたいに興奮するんだ
明日僕は船に乗って旅立つ
この街と決別するんだ
持っていくもの
置いていくもの
ちゃんと区別したつもりだけど
自信はないんだ
でもやらなくちゃね
何の不安もないけど
君は明日見送りに来てくれるかな
それだけが心配だ
この街を出れば
全部過去になる
思い出になってしまうんだ
君も思い出になるのかな
そうはさせないよ
僕は必ず迎えに来るから
あれから何年たったかな
もしかしたら君は
僕の代わりを見つけてしまったのかもしれない
でも何一つ変わらない街並みが
僕を安心させるんだ
今夜は眠れそうにないよ
君と初めて迎えた朝みたいに興奮するんだ
明日僕は君に会う
一番始めになんて言おうか
今夜は眠れそうにないよ
君と過ごした日々を思い出すんだ
今夜は眠れそうにないよ
だって隣に君がいないんだから
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