日々、子育てと仕事に追われすっかり放置しすぎたブログです。
一昨日の夜、まだ外は真っ暗な午前3時頃。
娘がトイレに行き、戻ってくるなり、
「ママ、起きて。なんか玄関からコンコン音がしてる…」
と言い、
「こんな時間だしほっときなよ、寝な。」
と言うと、
「…コンコンコン…コンコンコン」
聞こえてしまった。
明らかにドアをノックする音。
その瞬間恐怖で体が震え、心臓がバクバクしてました。
恐怖のあまり、どうすればいいか、とにかく音を立てずにとうろたえる私を横に娘がインターフォンのモニターを確認する。
誰かいる!!!
人がいる!!!!
暗くて顔もよく見えないけど確実に男の人がいました。
怖い、怖い、子供たちもいるのにどうしよう。
まずは包丁持っておこうか、どうしようどうしよう。
すると娘が、
「ママ、警察に電話!警察呼ぼう。」
娘の方が恐怖に震えながらも冷静でした。
私は電話しようとスマホを持ちながらも、全身震えて動けずにいました。
そうしているうちにも、
「コンコンコン…コンコンコン………ピンポーン」
ノックからインターフォンを鳴らされて恐怖はMAX。
相変わらずモニターには顔が映らない程度に人影が。
躊躇してる暇はありませんでした。
警察に電話し、
「誰かが玄関をノックしていて、モニターを確認しようにも暗くて顔も見えないが人がいるのは確かで…すぐに来てくれませんか」
と震える言うと、
「すぐに向かいます。玄関はぜったいに開けないでください」
と。
警察の到着までにも何度もノックされ、まだかまだかと警察の到着を待ちました。
7、8分程で、物音が聞こえたのでモニターを見てみるとライトを持った警察官がうちのアパートの玄関をてらしていました。
声は聞こえなかったけど、アパート前から誘導しているような雰囲気。
しばらくしてスマホがなり、警察の方から、
「今お話伺ってるんですが、えっとー元旦那さん?ですか?なんかスマホも家の鍵もなくしたみたいで………」
と言われ、
「えっ?名前とか確認してもらえますか?」
と言うと、
「〇〇〇〇で、誕生日は〇月〇日と言ってます。」
まさかの旦那でした。
近所で飲んでいたらしく、泥酔してました。
私が持っていた家の鍵を渡しに外に出て、警察官の方に、
「申し訳ありませんでした。ご迷惑おかけしました、すいまけん。」
と何度も頭を下げ、そんな中でも酔っぱらいの旦那は言葉を一言も発することなく、鍵を受け取り帰ろうとしたとき、アパートの玄関から娘が出てきて旦那に向かって、
「なにやってんの!?バカじゃないの!!!?」
と怒りの一言。
酔っぱらいの旦那には届いてないのでしょう、何も言わず帰っていきました。
怖かったんです。息子は寝ていたので何も気づいていませんでしたが、娘も私もほんとに怖い思いをしました。
そのせいか昨日の夜はあのドアのノックの音が蘇り、鍵とチェーンがちゃんとかかっているか確認して、なかなか寝付けずにいました。
どうしてこんな思いばかりさせられなきゃいけないんだろう………
