9月27日



ダラザレックス4クール1回目の予定だったが…

前回のフリーライトチェーンの値が出ていて、

8月に半減したのに、

その倍以上にラムダが増加していた。

300!!

こんな高いのは初めて。






先生の顔も曇る。

カイプロリスも、ダラザレックスも、
1ヶ月目は効いて、
2ヶ月目から効いてない。

横ばいではなく、値が増加。

それもけっこう大きく増加。

ダラザレックスは、
遺伝子変異がない人にはよく効くけれど、

遺伝子変異がある人には効きにくい、
というデータが出ているとのこと。

たしかに、ダラを始める前も、
先生はそんなようなこと言っていた。

でも、効いてくれるよう期待しましょう、と。


で、今日はダラザレックスは中止。



次は、ポマリスト、ベルケイド、レナテックス。


これが効かないと、あとは今までやったものよりも、弱い薬になるが、
試していないものを試す、とのこと。


あと、参加できる治験があったら、
紹介するとのこと。

なんと、治験の話がもうでる段階⁈


多発性骨髄腫は、
薬がたくさん開発されているから、
色々治療法がある、
と言われるけれど、

結局、2つ効かなくても、
もう難治性多発性骨髄腫なんだ。

そうなると、けっこう厳しそうだ。


移植も、半年で再発したので、
基本再移植を積極的には進めない。

同種移植も、
遺伝子変異がある人への効果は今ひとつらしい。

しかし、

「同種移植希望しますか?」と先生。

するなら、今から進めていかないと、半年かかるので、と先生。


ええ!そんなこと急に言われても…。

今のとこ考えてません…。




そんなわけで

今日、ベルケイド注射可能とのことで、
今日からやりましょうと。

急遽、ダラ点滴から、ベルケイド注射へ変更。


一年ぶりだな、ベルケイド。

去年の、寛解導入療法で4.5クールやった。



そしてポマリスト処方。

ポマリストは、レブラミドの仲間、免疫調整薬。

レブラミドより強い薬とのこと。

せっかく2週に一回になったのに、
また、週一回になった‼️


前回のカイプロリスのときも、やっと週2から2週に一回になるかな、というところで、ダラに変わって週一となったのだよな。


来週、11日間岐阜にリトリートに行く予定だったが、

週一ギリギリの日程、9月30日、10月11日を通院に。

リトリートは9泊10日に。
まあ、それでも長いけど。


ということで、

ダラザレックスが効かない、とわかって、ショック。

しかし、もう少し続けたら、また下がって来ないのかな?と思ったけど、

上がる勢いが強いので、薬変更ということのようだ。



なんで、こうなのかな?


結局、遺伝子変異があるためとのこと。



私は、
17染色体の短腕の欠失、という遺伝子変異があり、
その部分にP53 ガン抑制遺伝子 が載っているので、
それが片方確実にない。

もしかしたら、もう片方もないかもしれない。
それは保険では調べられないが、
この状態から考えると、そうかもしれない。

両方ないと、ガンの勢いを押さえる力が弱い。

とのこと。


去年、この遺伝子変異の話を、先生から聞いた時は、

腸骨からの骨髄穿刺では、なかったが、

形質細胞腫ができた左鎖骨の生検からは出た、とのことで、

片方だけなので、そんなに心配ない。

遺伝子変異をいくつも持っている人もいる、
1つなので、心配しすぎることはない、


と、言われたんだけどね。



この日は、

腸骨の骨髄穿刺で出なくても、他の部位から出たら、影響はある、と言っていた。


ダラザレックスは、多発性骨髄腫の治療薬の新しいホープだから、

やはりショックだわ。



なんかねー

帰ってきてから思ったけど、

抗がん剤で叩けば叩くほど、跳ね返って上がってるのと違うのかな??

と。

カイプロリスも、ダラザレックスも。

移植の後の、休薬期間のほうが、
上がり方がとてもゆっくりだった。

それは移植の効果なんだろうけど。



いったん、休薬したほうが良いのではないか??

と思った。

9月30日に、先生に言ってみよう、と思った。


新しい薬ポマリスト




この日は、朝起きたら、白目に出血の跡が。

疲れた時に、なる人いるよね。随分昔になったことがある気がする。