それが嫌で、父の帰ってきた音が聞こえると、いつも妹と震えながら寝たふりをしていました。
ですが廊下で母の悲鳴と父から逃げる足音が嫌でも聞こえるのです。
そして、たんすの中の荷物をまとめ、私たちを連れ外で朝が来るのを待つのです。
幼心ながら、早く離婚してよ・・・・・と、常に思ってました。
しかし母は、
お金を稼いできてくれるのはお父さんなんだから感謝しなさい。
としか言いませんでした。
私はとても疑問を持ちましたし、父と母に憤りを感じておりました。
ですが、今になれば母の言うことがわかる気がしなくもないです。