rio's travelog

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世界各地を行ったり来たり、ついでに競馬やったり

今年の夏休みは東南アジアの遺跡に行こうと、久々のアンコールワットに初のスコータイ。こちらの訪問記はネット上に大量にあるので私がここで書くこともなかろう。では何を書くかといえばまたしても競馬場。遺跡見物後の日曜日はバンコクで競馬開催、これは行かねばなるまい。2015年に一度訪問しているので10年ぶり2度目。

 

タイの競馬場は現在ではバンコクのロイヤル・バンコク・スポーツクラブが唯一である。開催日はウェブサイトに事前に掲載されるが、2025年はほぼ隔週の日曜日に開催がある。特筆すべきはその場所でバンコクのど真ん中。すぐ近くにはショッピングモールが林立するサイアムがあり、道の向かいはタイ国内で最高峰の国立大学であるチュラロンコン大学のキャンパス。例えるなら東京大学の隣に東京競馬場があるようなものだが、在学中に競馬にハマる学生とかいないのだろうか。


一般席に入場、入場料は200バーツで、入口で売っている競馬新聞はタイ語が30バーツで英語が100バーツ。摩天楼に囲まれた風景は香港の跑馬地に匹敵する。前回訪問時にはなかったモニタとレストラン席が内馬場にできており、ウェブを読んだ限りだとこちらは軽食を提供する観戦席で入場料は1000バーツのよう。内馬場にはクラブ会員向けのゴルフ場があり他にテニスやポロもできるようだが、会員になるハードルは相当に高そうである。

 

 

馬券は単勝・複勝・馬連・3連単の4種類。穴場の各列に並び口頭で購入するが、在住の外国人もちらほら来ているのか種類・馬番・金額などは英語で伝えても問題なし。その場で希望通りの馬券が買えているかチェックしてから受け取る。穴場の各列には最低と最高金額が書いてある。こちらの写真は100-40000バーツ。

 

コースは芝の左回りのみ、直線は375mだから東京競馬場に比べるとかなりコンパクト。競馬新聞めくると今日は全部で10レース、第1レースは12時15分で35分おきに次のレースが発走する。距離は全レース芝1300mだが、過去のレース結果を見ると1100m, 1200m, 1300mのレースばかりで、中距離戦の設定はないのだろうか。1-5レースはサラブレッド、6-10レースは内国産馬(countrybredと競馬新聞には書いてある)の出走で、全レースハンデ戦でハンデの重い順から馬番が付けられている。

 

第1レースは馬券は見送って見物。レース後は勝馬の表彰式となるのだが、関係者に混じって何故かウマ娘コスプレイヤーがちらほら。タイでウマ娘が人気になっているのは知っていたが、これには驚いた。

 

 

第2レースは14頭が揃った。10年前はてんでバラバラだったパドックだが整然と並んで周回しており、これなら馬券検討の役に立つ。1番Washingtonの単勝のみ買ったら直線で先頭に立ってゴールで的中。もっとも一番人気だったようで単勝のオッズは1.9倍しかつかず。

 

 

第3レースも14頭立て、8番Mk.Tongsibの前走1着の勢いを採用して単勝を購入。さあスタートとモニタ

に映し出される発馬機、造作に見覚えがあると思ったら日本中央競馬会のロゴが入ったままで中央競馬のお下がりと判明。

 

 

Mk.Tongsib は最後の直線で2頭で一着争いだから「そのままあ〜〜〜!!!」とスタンドで叫んでしまったが、半馬身先着してゴール。単調のオッズは2.7倍。連続的中といい感じのスタート。

 

 

第4レースも14頭立てだが1等取り消し、そして出走馬のクラスが上がる。ここは実績重視で前走買った組み合わせの9番 Khunpan 1番 Flying Lady の馬連一点で勝負したが、デビュー戦を勝利した8番 Chai Mongkoi が連勝でハズレ。雲行きも一気に怪しくなりレース後に大雨に雷鳴。馬は大丈夫なのだろうか。

 

 

第5レースは猛烈なスコール。さらに出走馬のクラスが上がり9頭立て。1番の Mikey が断然人気だが斤量62.5kgが突出しており微妙。4番の MK.Kungwarn がパドックで良い感じに見え、前走は逃げ切りがち。これの単勝と馬連を2点押さえる。内ラチ沿いを逃げた6番 MungkonrTongSon が逃げ切り単勝32倍の穴をあけ、狙った4番はブービーに惨敗。

 

 

第6レースはお休みして腹ごしらえ。流石は美食の国で美味しそうな料理のテーブルがあちこちに。

  

 

第7レースは9番 Win Mark が直線で抜け出し完勝。前走11着を嫌って馬券対象から外したのが裏目。

 

 

そして次のレースとの間にウマ娘のコスプレイヤーが登場し歌に合わせて踊る余興が。客席にはこれを撮ろうとカメラを構える集団があちこちに。しかも皆さんいい一眼レフ持ってらっしゃる。ただ、皆さん肝心の馬券は買ったのかな?

 

 

第8レースは一気に出走馬のクラスが上がって9頭立て。1番 Black Pearl 2番 Louisiana のハンデが62kgで抜けているが、Louisiana は近走の成績が振るわない。ならば3番の牝馬 Flying Fable を立てて1-3の馬連で勝負。しかしここはハンデ頭が強さを見せつけて1-3は1着3着でハズレ。

 

 

そして表彰式に先ほど踊ったウマ娘たちが大集合。

 

第9レースはパドックに返し馬を見て馬体のよい7番 Super Sonic の単勝としたが直線で伸びを欠き4着。これもトップハンデの1番 Concord が直線で抜け出し完勝。後半はボロボロで運気ここにあらずと最終レースはパスして帰ることに。

 

 

それにしても、ウマ娘のグローバル版が出たのは今年(2025年)だが、ホンモノの競馬人気を誘発しているという報道の現場に触れたのは良い経験となった。マレーシアそしてインドネシアにも足を運んでみたいのだが。

 

[2025年9月]