12月の初めに肝不全になっており、もって3ヶ月と言われていました。お義母さんは初孫の私の娘を本当に可愛がってくれたので、一緒にクリスマス会をしようと娘が冬休みに入ってすぐ佐賀へ帰りました。その時点で1度腹水を抜いていましたが、翌日からすぐに溜まってしまう状態…それでもお腹が苦しいながらも元気そうに見えました。
みんなで手巻き寿司を食べ、クリスマスケーキを食べて楽しく過ごせました。お義母さんも手巻きもケーキも少しずつ食べれました。
病院が年末休みになる前にもう一度腹水を抜きたいとのことで、入院まで見送りました。病院で手を握り、またすぐ来ますね!と言って帰りました。
無事に新年も迎えられ、1月16日に主人だけ九州出張のついでにまた佐賀へ行きました。虫の知らせかその時主人はずいぶん長くお義母さんと話をしたそうです。
その後も2週間に1度くらいのペースで腹水を抜いていたのですが、突然、2月4日の土曜日の夕方主人の妹から電話があり危篤状態となったと…。慌てて飛行機の手配をしましたが、日曜日の朝イチの便はもう満席。羽田発7時40発の飛行機に乗って福岡空港からレンタカーを飛ばして佐賀の病院へ着いたのが11時。病室に入ると泣いている妹と呆然としている義父。10時30分に息を引き取ったと…こんなことってあるのでしょうか…間に合わないなんて…涙があふれて止まりませんでした。普段はふざけてばかりの主人が泣いているのでそれを見てまた号泣してしまいました。
それからは現実が波のように押し寄せてきて、お通夜から葬儀まであっという間の出来事でした。本当にたくさんの方が来てくださり、皆さん本当に悲しんでくださり、こんなにもみんなに愛された義母の人柄を思い、涙が止まりませんでした。
まだまだ教えてもらいたいことがたくさんありました。後悔はたくさんあります。
でも今はただ感謝の思いを胸に義母の冥福を祈ります。
お義母さん、本当にありがとうございました。
お疲れ様でした。