段々入院生活も慣れてくると親しくなる人も出来て来て個人の病状は話したりしてはいけないという看護師さんからの注意も忘れてお互いの状況を話し合ったりしてました。


ある人は旦那さんと別れてそこから鬱になり何もやる気がしない、仕事にも行かれない自分が嫌だと言ってたり


ある人は私と同じ身体表現性障害で身体がおかしくて家に1人でいるのが嫌だ、この病気になって7年も経って治らないから夏と冬にこの病棟に別荘代わりに来ているとか


様々な人がいました。


お互い心、メンタルの病気なのでみんな静かで人の痛みが分かるというか余計な言葉は発しないというか。


とにかくほんわかした場所でした。


病気は病気でも内科的や肉体的な病棟ではないので点滴をしている人もいなければ

ナースステーションもバイタルチェックの機器もなく特殊といえば特殊な空間でした。


私はここで少しずつ以前の自分を取り戻してきました。