入院して数週間ぶりに一人で外出してみました。相変わらず足がフラフラしたり突っ張ったりの状態でしたが気合いを入れて散歩に出るとパニック発作でドキドキと胸の圧迫感で焦りましたが常備している薬を飲んで自分に大丈夫!大丈夫!と暗示をかけて30分歩ききりました。


これが自信に繋がり午前、午後と毎日1時間の散歩が出来るようになりました。


今でもあの時の歩けた!という嬉しかった気持ちは忘れられません。


普段当たり前のように歩けていた私の足、

当たり前ではなくなった最初の頃の焦りとは全く違う考え方になってきていました。


なるようにしかならない

死にはしない

焦らない

そうした気持ちでいると不安な気持ちも和らぎ身体の状態も良くなってきたのを痛感していました。


外のざわめきからストレスケア病棟に戻ると親しくなった入院患者さんが

良かったね、歩けて。と、優しい笑顔で迎えてくれたのが本当に懐かしいです。


二ヶ月目に入ると食べたいおやつ等を散歩の途中で買って部屋で食べるという事も始めました。三食キチンと頂いて更におやつまでとは体重も増えるはずです。

わたしは少しでも体重を増やしたかったので1キロ、2キロと増えていくのが楽しみにもなりました。


病食も白米100グラムから少しずつ上げてもらって最終的に200グラムにしてもらい完食していました。