バンジーのこと

バンジーのこと

音楽の事とか、音楽の事とか、音楽の事とか
映画の事とか、温泉の事とか、どうでも良い事とか。あ、The Torsionというバンドをしてます。宜しくお願い致します。高い所は、勘弁。

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僕には多からずとも友達がいる。
そのうちの一人、まあおそらく親友と言っても多分許されるであろう友達のことを話すと、彼とはお互いのことを知って友達といえる間柄になってから、人生の歴史の半分以上をお互い過ごしている。そんな彼が今引っ越して、彼とは同じJRの路線に住んでいる。腐れ縁じゃないけど、なんだか面白いかもしれない話だ。彼とは、高校時代一年半くらい一緒にバンドをやったり、彼の家の近くの川で釣りをして、釣り上げた得体の知れない小魚を食べたり、学校サボって公園で音楽がどーだ政治がどーだ女のコがどーだだのくっちゃべったり、大阪に僕が行ったとき一緒に大阪のミナミらへんで何件も飲み歩いて電車無くして彼の当時住んでた天王寺まで夜中2時くらいまで歩いて帰ったり、まあ思い出話には枚挙に暇がない。
そんな彼が、大阪に出ていって以来、約7年も続けてきた、結成以来ずっと彼がバンマスを務めてきたバンドを辞めた。バンドは解散した。

アマチュアのバンドなんて5年も続けば、相当持ったほうだと思う。(まあ、僕がそうだしね…)やり方にも、勿論よるが。
そんな意味でも、初めて彼が主体的に組んだバンドがそれを超えるような年月続き、音源を残したり地方を回るツアーをしたりしたのは、すごいなあと思った。ぶっちゃけ悔しささえ覚えた。
僕は彼らの東京に来た際のライブは可能な限り行ったし、東京に例の友達が上京したあと新体制で行っていたライブもよく行ったし、そんな彼らのPVの編集を担当したり、メンバーのみんなと飲みに行ったりもした。
そんな思い入れのあるバンドが解散して、過去のものと化してしまうこと。それは僕の中とかいう、本当にちっぽけな宇宙の、一つの時代が終わったような気がした。

(もしかしたらいつか墓から這い出るかの如く復活するかもしれないが)過去の思い出が葬られた祭壇に、当事者であるメンバーのみんなは勿論のこと、僕よりもバンドにより深く関わった方々からのものがひしめく隅に、僕からも花を添えれればなあと思う。
大好きな友達よ、そして君が率いた素晴らしいバンドよ、お疲れ様、そして、ありがとう。改めて。僕のこじんまりした宇宙の中では、今でも一角に輝く星ですよ。