昔からプロダクトプレースメントというものに弱い。

ようはアニメやマンガのキャラクターが劇中で使っているものが欲しくなるというやつである。

今までにも「けいおん!」でギブソンのレスポールを買い、「カウボーイビバップ」ではウェルシュコーギーをお迎えしてしまう、等コスト的にもバカにならないような買い物をしてしまっている。

最近ではバンドリ観ててストランドバーグのBoden6を買ってしまったのだが、これが50万くらいした……しかも一度も弾いていない。

※朝日六花ちゃんのBoden6。これはアニメ3期の3話で、ポピパのStepXStepを聴いて走り出す六花に心打たれ次の日にギター屋さんに注文しに行った(゜-゜)

 

さて、人生で最初に「キャラクターが使ってるから欲しい!」となったのが、なかじ有紀先生の「RED」という作品に出てきたRolandのD-70というキーボードである。作中でも高いって描き方をされているんだけど、当時高校生だった私は一所懸命アルバイトをしてこれを買ったのである。

 

※写真は「RED」の直筆サイン入りリトグラフ

 

もちろん元々シンセサイザー好きだったし、808STATEがD-50を使っていたので同じ音源(実は違う)だし、ステージで使うには76鍵というのは魅力的だったということもある。(重すぎて持って行ったことない)

というのはやはり言い訳で、結局あまり使わずに終わった。

しかもこの時期のRolandのキーボードは鍵盤の後ろの錘が落ちたりとか不具合も多くて修理代もけっこうかさんだのだった。

 

そういうわけで、作品中で好きなキャラクターが使っているから買うというのは素敵な理由ではあるし、幸せなことであるのだが、くれぐれも慎重にというお話。