私は一人じゃない

強くそう感じたのは

息子が生まれた時だった

 

「私はもう一人じゃないんだ…」

 

出産して戻った個室ベッドの暗く灯るライトの中

二人きりでいる空間

静かな時間

今でも昨日のように思い出せる

 

私は初めて

思ったかもしれない

 

もう1人じゃない。って

 

嬉しかった…

 

人は孤独

生まれる時も

死を迎える時も

ひとり

 

本当の気持ちも

本当の深さも

本来の心も

よく知っているのは

自分で

 

傷ついても

削られても

なんてことない

 

すべて

吸い込みたい

海のように

水のような流れに乗って

 

最初から

孤独をわかっていれば

孤独も怖くない

孤独を抱えていても

いい