「自分以上に動ける、

優秀な右腕が欲しい」 

 

「現場を任せられる、

信頼できるNo.2さえいれば……」

 

もし、あなたがそう口に

しているのであれば、警告します。 

 

あなたの経営は、

すでに「詰み」の状態に向かっています。

 

 

なぜか。 

 

「優秀な誰か」を求めている

その心根にあるのは、

経営の責任から逃れたいという、

情けないほどの「依存心」だからです。

 

 

多くの経営者が、

自分が現場を離れられない理由を

「優秀な人材がいないから」だと嘆きます。 

 

しかし、現実は逆です。 

 

あなたが「構造」を設計せず、

個人の能力という不確かなものに

依存しているから、誰も育たず、

あなたも自由になれないのです。

 

 

いいですか。 

 

ビジネスを動かすのは「人」では

ありません。

「構造」です。

 

 

特定の誰かがいなければ回らない組織。 

それは、その人物が病気になれば崩壊し、

その人物が去れば終わる、

砂上の楼閣にすぎません。 

 

そんな脆いものを

「経営」と呼ぶのは、

あまりに幼稚です。

 

 

富裕層や真の成功者が

構築しているのは、

誰がそのポジションについても、

一定の成果が自動的に

叩き出される「装置」です。 

 

優秀な右腕は、

その完成された装置を

より速く回すための

「潤滑油」にすぎない。

 

 装置(構造)がないところに

潤滑油を注いでも、

ただ地面を汚すだけで

何も動き出しません。

 

 

「良い人がいれば……」と

外側に答えを求めているうちは、

あなたは一生、

現場の奴隷のままです。

 

 救済を求めていた

「依存層」が、

あなたに答えを

求めていたのと、

 

 

今のあなたの姿に、

一体どんな違いが

あるというのでしょうか。

 

 

私が提案するのは、

あなたの「カリスマ性」や

「誰かの能力」に頼らない、

冷徹なまでに合理的な

「経営の設計図」です。

 

右腕を探す前に、

まずやるべきことがあります。 

 

それは、

あなたがいなくても

「結果」が逃げられない

仕組みを構築すること。

 

 感情を排除し、

論理の糸で組織を

編み直すことです。

 

 

その「構造」を

掴まない限り、

あなたは永遠に、

 

優秀な誰かに

振り回され、

搾取される人生を

送り続けることに

なるでしょう。

 

 

誰かに答えを求める時間は、

もう終わりです。 

 

必要なのは、

信じるに値する

「強固な構造」を

自らの手で組むこと。 

 

その覚悟が決まった時、

あなたのビジネスは「運」

という支配から解き放たれます。

 

相馬リオ