こんにちは。
長らく空いてしまいすみません。
九州のツアーを書いている途中ですが、つい最近出かけた北陸旅行を優先して書きたいと思います。
旅のスタートは亀山駅です。
亀山 4:54発 普通 名古屋行き
大都市でないにもかかわらず、4時台に始発があるのは少し珍しいと思います。
名古屋 6:05着
名古屋には1時間10分で到着です。始発ということでどの駅からも乗客がおり、名古屋に着く頃にはかなりの乗車率でした。
ここから東海道線に乗り換えて、岐阜に向かいます。
名古屋 6:10発 普通 大垣行き
早朝なので、まだ新快速が走っていないため、普通で行かざるを得ません。
岐阜 6:35着
それでも岐阜まで25分で到着しました。
岐阜からはいよいよ高山本線で北上していきます。
岐阜 6:53発 普通 高山行き
高山本線は、岐阜からだと美濃太田止まりの便が多いのですが、この便は高山まで行ってくれます。
ブレていますが、手前にあるのが飛騨川です。線路と並行して蛇行しながら流れています。
単線のため、何回か列車交換待ちがあります。写真は焼石駅の列車交換です。(鏡の反射で見苦しく申し訳ありません)
日本三名泉の1つ、下呂温泉の街並みが見えてきました。
下呂駅につきました。
ここで9分停車します。
下呂をでてもまだ飛騨川沿いを走ります。
下呂から走ること約30分、渚駅に停車します。渚というと海沿いなイメージだったので、こんな山奥に渚とくると不思議に思いました。
渚駅を過ぎると、一気に下ってきます。
高山はもうすぐです。
高山 10:05着
高山につきました。3時間を超えて同一列車はなかなかきついですね…
乗車されてた方は、18キッパー7割、地元の方3割くらいですかね。
高山駅はきれいな建物で、予想していた古いイメージと違ったので驚きました。外国人利用客が多いこともあってリニューアルしたのでしょうか。
駅改札内には、彫刻品等の展示がありました。
ここで、次の列車まで1時間あるので、改札を出て、高山名物の朝市を見に行きます。
外から見ても新しさがわかります。
朝市にいく途中で川を1つ渡りましたが、これは飛騨川ではなく、宮川という川です。
朝市の会場につきました。
日曜日ということもあってか、小雨が降っていながら、賑わってます。
朝市沿いにあった店で、飛騨牛の串焼き(450円)を買いました。
思っていたより小さくて、少し残念でした。飛騨牛だから原価も少しは高いんですかね。
味は、赤身ベースで、肉の味がしっかりしており、おいしかったです。
牛乳も飛騨は産地で有名です。白の命という名前にそそられて買いました。(180円)
お店の人が、生クリームみたいでおいしいよといっていましたが、生クリームというほど乳脂肪感は感じませんでした。(他にもいろいろ牛乳を飲んでいるので、もっと濃厚なのを期待していました笑)
牛乳感は強くて、総合的にはおいしかったです。
朝市から外れ、古い街並みのさんまち通りにきました。
味比べに、この通りの店で飛騨牛串を再度買いました。霜降り(500円)です。
量はこちらのほうが多く、ほどよくサシが入っていて、こちらのほうがおいしかったです。
駅に戻ろうとしたとき、陣屋だんご店という、みたらし団子の店に行列ができていたのでつい買ってしまいました。
5個もついて、80円となかなかお値打ちです。
このみたらし団子、味が特徴的で、一切甘くないのです。
普通は焼いた後、甘辛いタレに絡めるのがみたらし団子ですが、飛騨地方のみたらし団子は、醤油のみをつけながら焼くそうです。
味は、醤油の香ばしさが効いていて、表面が少しカリッとしていて、温かくおいしかったです。団子は弾力が少ないですが、そのおかげでパクパク食べられます。
わかりやすくいうと、磯辺餅ののりなしみたいな感じですね。ちなみに、海苔を巻いた海苔つきみたらし団子もあり、こちらは1本130円です。
高山駅に戻り、ここからはワイドビューひだに乗車し、富山に向かいます。
普通列車でいくには高山でさらに1時間待たなければいけないので、速達効果も兼ねた特急を利用することにしました。
名古屋方面からきたひだ号から、高山で外国人がたくさん下車してきました。高山と白川郷の観光をセットでする人が多いのか、高山駅の白川郷行きバス乗り場にも外国人がたくさんいました。
また、高山から乗る外国人も多数いました。
高山 11:01発 特急ひだ3号 富山行き
高山で切り離しがあり、富山行きは4両、自由席は1両しかないため、自由席に乗る筆者は満席にならないか心配でしたが、実際の乗車率は4割程度と少なかったです。
写真のステッカーにあるように、先月の台風で被害を受けた高山本線の全線復旧に合わせて、ワイドビューひだ号の車内でフリーwi-fiが利用できるようになりました。
15分ほどで飛騨古川に到着します。
駅のホームや、見にくいですが、奥にみえる跨線橋が、映画「君の名は」のモデルになっていることでも有名ですね。
飛騨古川を出てしばらくすると、自然が広がり始めます。
霧がかった山と川が続きます。
さらに走ると、川の色が緑色になりました。
もう少し進むと、はっきり緑色です。
これはどうしてなのか、調べましたが川の汚れや光の反射等としか載っていませんでした。
打保駅を通過中です。このあたりは列車が一日に上下8本ずつしかありません。
川、トンネルの繰り返しです。
まさに山深いところを走っている感じがして、よかったです。
飛騨古川駅をでて40分、猪谷駅に到着です。
この駅が会社境界駅なので、運転士や車掌が東海から西日本に変わります。
後ろに写っているのは西日本の車両ですね。
猪谷から先は徐々に下っていき、砺波平野ののどかな景色になります。
神通川を渡り、
12:30 富山駅着
富山駅に到着しました。
富山駅到着ホームの向かい側のホームが使われていないのですが、何に使う予定なのでしょうか。
富山駅前では宮城の牡蠣を振る舞うイベントが開催されていて、長蛇の列ができてました。(写真左下)
富山駅前のビルにあった、麺屋いろはで富山名物のブラックラーメン(780円)を食べました。
筆者はブラックラーメンをカップ麺でしか食べたことがなく、その時のイメージが、胡椒がかなりきいていて塩辛いようなイメージだったのですが、食べてみると意外とパンチが強くなく、食べやすかったです。あと、チャーシューが歯ごたえが少し残るような、絶妙な加減に柔らかくて、とてもおいしかったです。(ブラックラーメンのスープに負けないくらい下味もついてました)
ネットのクーポンで水餃子をサービスしてもらいました。
次に、今日の一番のメインである、鰤を食べに、氷見に向かいます。
富山 13:14発 普通 金沢行き
高岡 13:33着
高岡には20分ほどで着きました。
高岡 13:47発 普通 氷見行き
高岡からは氷見線に乗車します。
車両からしてローカル線感が漂います。
みどりの窓口もある、数少ない有人駅の伏木駅です。
伏木駅をすぎて少し走ると、
日本海が見えました。天気が悪く、景色としてはイマイチで残念でした。
氷見 14:16着
雨晴海岸に沿って走行しつつ、終点氷見に到着しました。
終点なので、奥に車止めがあります。
駅前には越中式定置網発祥の地の石碑がありました。
駅から20分ほど歩くと、
氷見港につきました。
氷見港にある、氷見魚市場の2階に、魚市場食堂という飲食店があり、そこに入ります。
2階にいくと、30人ほど並んでいました。2時半にもかかわらず、かなりの人です。
急いで名前を受付表にかいた直後、受付を終了しますとの店員の声が。
ギリギリ間に合いました。3時まで営業とホームページ等ではなっていますが、早めに受付を締め切るようです。
筆者が最後の受付になりました。この後も10人ほど店の前まできましたが、受付終了の文字を見て帰っていきました。
ちなみに、店の下の1階は市場になっており、普段は競りをやっているようです。
待つこと1時間、ようやく店に入れました。
メニューはいろいろありましたが、筆者は氷見ならではのブリ丼にしました。なんと3000円します。
ブリ丼に、漁師汁、小鉢のセットです。
ブリ丼ですが、そのビジュアルがとにかく美しい。ブリが花びらのようです。食べる前から気分が高揚します。
味ですが、まあとてもおいしいです。脂がとてものっていてとろけるような舌触り。口にいれた瞬間ブリの脂の旨味がでてきて、そのあと噛むと、引き締めるように赤身の魚の旨味がでてきます。
ご飯の熱さで鰤が煮えてしまうので、早めに食べるのがポイントです。
漁師汁も、魚介の出汁が汁にたっぷり染み出していてとてもおいしいです。アラに白子、魚の卵、大きなつみれが2つと具沢山で大満足です。
海の幸に満足し、氷見駅に戻ります。
氷見駅に向かう途中に、忍者ハットリくんカラクリ時計がありました。
毎時00分になると仕掛けが見られましたが、列車の都合もあり、すぐに駅に向かったため、仕掛けは見られませんでした。
氷見 16:07発 普通 高岡行き
高岡 16:40着
列車は忍者ハットリくん号で、アナウンスがハットリくんだったり、
内装にハットリくんのキャラクターのステッカーが貼ってありました。
時計に列車がハットリくんである理由は、作者の藤子・不二雄・Aさんの出身が氷見市だからだそうです。他にもミュージアムや、モニュメントが道路沿いにたくさんある、まんがロードなどがあるそうです。
ちなみに、ドラえもんの作者藤子・不二雄さんの出身は終点の高岡市で、駅近くにはドラえもんのキャラクターのモニュメントがあったりします。
今日はここまで。
次回をお楽しみに!