2023年10月から始めた「2ヶ月集中特訓プログラム」

修了者様より嬉しいご感想をいただきましたのでご紹介します。


【2ヶ月間の成果】

幽玄の間8級→幽玄の間3級

解いたプリントの問題数 710問 

対局数 (幽玄の間) 150局


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2か月特訓コース終了報告


摩耶先生

二か月間、手厚いご指導ありがとうございました。

最終日に当たって自分なりに振り返ってみたいと思います。


【対局数が増えたこと】
今年の夏は本当に暑い日が続きました。

それだけではないのですが、春以降幽玄の間での対局数は増えず、9月までは150局足らずでした。

現在ほぼ300局となりました。
せっかく個人指導いただいているので

棋譜添削をお願いしようと思い

連敗にもめげずせっせと対局する習慣が付きました。これまで連敗するとしばらく休んでいましたが

負けた後に自分なりに振り返りをするようになり

同じような失敗をしないようになりました。

ネット対局は苦手だったのですが、苦手意識が薄れてきたのかもしれません。
これからも幽玄の間で棋力アップに精進したいと思います。


【棋力向上】
8級で足踏みしていましたが、3級まで昇級できたことは、一番わかりやすい成果となりました。

対局数が増えれば、5級くらいまでにはなれるのではないかと思っていたのですが期待を上回る成果でした。

幽玄の間では3級くらいが、碁会所初段、と聞いていたので達成できてうれしいです。

3級で対局すると、これまで追求されなかった弱いところを見つけられたり、死活を試されるような手を打たれたりで、ちょっと停滞していますが、もうちょっと頑張れば2級にはなれるかと思っています。

時間切れになってしまいましたが、2級昇級のご報告を近々にさせていただけるよう頑張ります。


【詰碁・手筋問題】
もともと詰碁・死活問題に隙間時間に取り組む習慣があったので、問題に取り組むのはそれほど苦痛ではありませんでした。

ただ一人で問題集に取り組むのは解答をみて納得すれば終わりだったのですが、採点形式では、ほかの手はないか

相手の応手にもっと厳しい手はないか、確認しながら取り組むので、問題によっては結構煮詰まってしまうことがありました。

なかなか正解にたどり付けない問題もありましたが、
今回並べず解くと決めたので、正解できたのはうれしかったです。

(特に最後の5問は時間ギリギリで何とか間に合ってよかったです。(85番と91番はずっと考えていた

ので、忘れられない問題です。)


【 棋譜添削】
敗戦の棋譜が、こんなに勉強になるとは、思いませんでした。単に間違った着手だけでなく、ほかの応手があったことを教えていただき、負けた悔しさが半減しました。

自分ではだめだと思っていた場面が、意外と頑張れる局面だったことは、やはり指導者に指摘していただかないと気付かないので、棋力アップに効果があると感じました。
敗戦棋譜をお送りするのは、最初はちょっと恥ずかしい気持ちもありましたが、対局の報告を兼ねてお送りしました。添削、ご指導ありがとうございました。

要望として、棋譜添削でのご指導が何か記録に残るようなものがあるといいなと思いました。

全部でなくともポイントだけでも棋譜写真や、動画などで残ると振り返りに役に立つのではないかと思います。今後ご検討ください。

2か月間、特訓ご指導ありがとうございました。

私も全力で取り組んだので、成果にはとても満足しています。

連敗、詰碁不正解が続いても、ほめていただけると(大人でも)やっぱりうれしいものでモチベーションが上がりました。


転んで見える花もある
これは以前、囲碁講座テキストのエッセイにあった言葉です。
頂上を目指して山道を登っていると、小さな石につまずいて転んだ。転んだ痛みと不運を嘆いて起き上がろうとするところ、傍らの小さな花に気付いた。

ああ、こんなところに小さなかわいい花が咲いている、転んで初めてその美しさに気づく、転ばなけ
れば気づかないことがある。転んだ不運を嘆くより、転んで気づいたことの大事さを抱えてまた登ればいい。
といった意味だと思います。

競争社会に生活しているせいか、つい人と比較しがちですが、何事も人それぞれ、登る山の高さも持つ荷物も違うのだから、大切なのは登り続けることだと、そして、人生一度きりなので、楽しく登り続けることだと思います。
明日からまた昇級目指して、登っていきたいと思います。
今後とも、ご指導宜しくお願い致します。

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2ヶ月間のプログラムが終わった日の夜に、報告メールをいただき

毎日本当に頑張ってくださっていたことを思い出し

詰碁&手筋プリントも、毎日のように送ってくださり、ご自身の力で710問を解いてくださり、どんどん読みの力がついてきて、後半は神がかり的な正解率でした。

最後の素敵なエッセイにも感激でした。

思い切ってプログラムを始めて本当に良かったです。


これからも皆様の棋力向上に向けて全力でサポートしていきたい!と改めて決意しました。