寒い。
マイン。
暖まってくれてた?
約二年前の3月、うちで一番最初に産まれた子猫たちの一匹。
一番小さくて親猫からミルク飲めなくて、哺乳瓶であげてた。
そして、まもなく病気になり、目が見えなくなってしまったけど、
世話のかいあってか、また生命力か、育っていった。
目が見えないけど、なぜか普通に対象物からよけたり、他の猫とも遊んだり、してた。
私にも必ずそばに来て甘えてくれる子だった。
食事の時も天井近くにある柱の上から、ニャオーって、自己主張しながら、空から下にいる私に向かって手招きしてた。
私は、マインを食事しやすい位置に下ろしてた。
この3日間いれるだけそばにいた。最初はわりかし元気だったけど、さすがに食事ができなくなってしまって、病院へ…。
一度目の点滴。少しよくなった。だけど急変して二度目の点滴。検査もしてもらったけど。。。
かかりつけのお医者さんの先生と相談して…
一旦、家に連れて帰ることにした。
帰りの車の中、
声かけて撫でると…。
にゃにゃ、にゃあ。
何か普通にしゃべってる。
「ごめんねマイン。帰ろうね。」
撫でてあげた。。。
そして、家について間もなく…だった。
痙攣して、伸びて…。
私はずっと撫でてた。。
顔は…なぜか、穏やかだった。。。
「わたしが、行くの…待っててくれたの…?」
キミの匂いや声がする。。。
寂しいよ。マイン。
ありがとう。マイン。