ああ、何もかもが穏やかで怖かった

だからこのまま君の傍で息絶えたいと思ったんだ





5月を迎えようとしている。

私生活の僕は何かを捉えられそうで捉えていない。

新しい僕を見つけ模索している最中であろうか。

結局のところ、僕は僕に帰結する。

あの日の気が遠くなる程の青い空も、ぞっとするような満月の夜、川沿いの道。

ノスタルジックな感情を抱きながら今日も生きていく。

宝物は増え、形を変えながらも宝物のままだ。

色あせながら、失いながら・・・

もうすぐ世界は24時を告げる。
新しいドアを開けようとしている。


2012年が終わる。
2012年はどんな年になったのだろうか。


2012年3月19日。ひとつの時代が終わった。
大学卒業。青春の終わりだった。


4月。
僕は就職しなかった。
保護所で夜間指導員のリーダーとして残った。
3年目の幕開けだった。よっしーの後釜としてのプレッシャーがあった。


7月くらいまで試行錯誤した。
常にプレッシャーを感じていたが、感情の砂漠化と引き換えに信頼を得たと思っている。

砂漠化した心と惰性が入り混じった夏を迎えた。

夏。
またしても神奈川県は落ちた。


10月、絵里香と別れた。
僕から別れを告げたようなものだった。
絵里香とは8月にとしまえんのプールに行った。帰ってからピザパーティをした。
とても楽しかったし、想い出に残っている。


感情の砂漠化と停滞感が尋常では無かった。

僕はまた孤独になった。


一人もそれなりに悪くなかった。
でも一人は一人だった。


秋。
マイペースに就職活動をしていた。
信頼できる就職先を探していた。

意外にもあっけなく就職活動は終わった。
来月から、新しい世界が始まる。

感情の砂漠化が加速するだろう。


僕を動かしているのは、「嫌われたくない」「好かれたい」「必要として欲しい」「認めてほしい」
そればかりだ。
それゆえに脆い。
それなりに心を鍛えてはきたものの、芯の部分はどうなのだろうか。

計算ばかりするようになった。
この場面はこうすれば間違いない。ここはこう言おう。こうすればこう出るはず。だからこうしよう、、、

自分の感情がどこに向かっているのか分からない。


それでもその脆い行動原理は、より強さを増したものの昔から変わってはいない。
第三者として僕の人生の行く末に興味が湧いている。
その一方で当事者の僕はもう一歩勇気が足りない。


不安だらけの年が明けようとしている。
2008年の再現のように。