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臨書向上委員会

臨書の向上を目指すブログ

九成宮醴泉銘

(きゅうせいきゅうれいせんめい)

の書き方について

ざっくり解説していきます

 

タイトルでもある

「九成宮醴泉銘」の六文字を

説明していきます

 

以前説明した漢数字の書き方と合わせて

全文を書くのに必要な書き方は

おおよそ説明できると思います

 

始める前におさらいするなら・・・

 

◎漢数字の書き方は>>>こちら

◎臨書を始める前に>>>はじめの一歩

◎法帖(お手本)については>>>こちら

 

 

 

 

一画目

 

九成宮醴泉銘は

文字のほとんどに

俯仰法(ふぎょうほう)

使われています

 

筆のイラストは

筆先や軸の方向を

わかりやすく表したものです

実際の筆の状態とは異なります

※常に穂先が揃うわけではありません

 

※背景が煩わしくてスミマセン

 作るのに苦労したのでイラストの無断使用禁止


 

手と筆の向きに注目

  ↓

  ↓

若干極端に描いていますが

筆の軸を向こう側に倒すような

気持ちで書いていきます

 

 

追記

 

俯仰法の時は

左腕の上に右腕を重ねて

支点にする

枕腕法(ちんわんほう)を

使うと書きやすくなります