臨床力 ~カラダの治し方~

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日々、臨床の壁にぶち当たっている状況を打破すべく、田舎の栃木から全国に臨床力というものを発信する「ぼやきPTブログ」
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うぃっすパパ



臨床の話  祝 第一話




自論が主だから、信じるか信じないかはあなた次第丸尾君



今日のお題は



『足底腱膜炎の治し方』



意外に難渋する疾患なのかな?





特徴は



1' 踵が朝痛い


2' 体重がかかると踵が痛い


3' 歩いて蹴るとき(pre-sw)踵が痛い


4' 走ると土踏まずが痛い


などなど…



詳しい情報は調べてもらって、



教科書に書いてない内容を伝えますまりもっこり



足底腱膜がついている付着部の踵の痛みがほとんどですが、

ここ!





まれに、斜めに痛みを訴える人がいます。

このライン



このラインでの痛みを訴える方は足底腱膜炎よりも腓骨筋炎の可能性が高いッス!



早速今話のポイントですが、



足底腱膜炎の発生機序は、




足底モーメントが高くかつ足底腱膜が過剰伸長された時ッス!



では、特徴的な動作は?と聞かれると…



踵離地が早い歩行動作となります。



遅いんじゃないかって思う人が多く



アキレス腱炎と同様に考えがちですが



先程の底屈モーメントと伸長肢位を考えてもらえば



踵離地が早い状況だと思うし、



臨床現場でもほとんどそうです。




ゆえに、介入方針は踵離地を早く出させない身体改善ッス!



ちなみに股関節伸展が小さい歩行動作では足関節底屈モーメントが大きくなります。

(結果的に足底の底屈モーメントも大きくなる)




さらに足底腱膜の伸長肢位は



足シ伸展位でのウィンドラス使いまくりと



ST回内 前足部回外位  ッス。




その他、詳しい知りたい方はコメント下さい。



最後に私が行う事の多い足底腱膜炎プログラムは



1' ヒールパッドの柔軟化マッサ
  (5列背屈の可動域upマッサも含めて)

2' ハムスト伸長位でのガストロストレッチ(ST回外で)

3' 股関節伸展位からの伸展アクティブエクササイズ


ホームエクササイズとしては以下の通り。
痛い方の足が後ろ。


足シ屈曲エクササイズはクロートゥー様となり前方へのCOPを遅め踵離地を遅められる効果があり、かつ足底筋をきたえられ、ウィンドラスでの足底腱膜の伸長を抑えられます。



テーピングの仕方は踵の脂肪を中央に集めるように踵周囲にテーピングの壁を作るように貼る。

これだけで痛みが消失する事あり。





まだ、話す事が沢山ありますが、



簡単に足底腱膜炎を語るとこんな感じッス丸尾君




では、また はーいEND