りんりんって、どんなとこ?;ピア・カウンセリングとは?
こんにちは!
支援員の益田です。
りんりんのブログを開設して3回目のアップになります。
室内の紹介やコロナでの現状をお伝えしてきましたが、
実際りんりんって何するところ?
りんりんを知らない方のために、
もう少し詳しくりんりんについてお話ししようと思います。
「地域活動支援センターりんりん」
これが正式名称ですね。
地域活動支援センターは、
障害を持った方々が、
その方の暮らす地域で地域の方々とともに暮らしていくための、
自立や交流を目的とした施設です。
具体的に何するの?
主な例をあげていきます。
- ピア・カウンセリング
- ILP(自立生活プログラム)
- 余暇活動
- 創作活動
- 情報提供
等です。
一つずつ説明します。
ピア・カウンセリング(以後、ピアカンとします)
ピアとは、
同じ背景を持つ仲間と言う意味です。
りんりんは障害者福祉の施設ですので、
障害を持った方同士がお互いのカウンセリングを行います。
ピアカンにもいろいろな方法や決まりがありますが、
今回はそれを簡単にまとめてお伝えします。
●当事者のみで行うこと
障害を持った方の中には、
これまでに健常者から差別されたり、
嫌な思いをしてきた方が少なくありません。
そうしたことからピアカンでは、
当事者のみで行うことでありのままの自分を出し、
自分の言葉で思いを伝えることのできる場を作ります。
●相手を否定する言葉、アドバイスをしない
ピアカンの間は、
ありのままの自分でいるためにその人の言葉を大切にします。
考え方が違っていても否定をすることはしません。
また、
カウンセリングというとアドバイスをして相手がより良くなるようにと考える人がいるかもしれませんが、
ピアカンはその人を変えようとするものではなく、
共感しあい、認め合うことで自分を見つめなおす機会とし、
自分自身でさまざまなことに気づく場です。
なので、
アドバイスもしない決まりになっています。
他にも様々な決まりがありますが、
りんりんでも利用者さんそれぞれの思いに寄り添いながら、
当事者スタッフがピアカンを行っています。
まとめ
普通に生活をしていると、
当事者のみの空間というのはなかなかないものです。
りんりんとしては、
当事者の方々が思いのたけを思う存分に話ができる場でありたいと考えています。
関心のある方はぜひ一度来所してみてください!
次回は、
りんりんで行うILPについてお伝えしたいと思います。
お楽しみに!!