『早朝、目覚め

おはようと言ってから

窓を開けて



よい天気だとか、

曇っているだとか言う



晴天でも雨が降っていても

どちらにも良い部分があるって

思えた



それからヤカンに水を汲み

火にかけてから

洗面所へ行き 顔を洗う



あっちに行ったり

こっちに来たり

慌ただしい朝の流れも

穏やかに感じられる』



これは息子がいた時の感覚を

思い出しながら書いた



今は今なりに

朝の流れがあり



目覚めたら

窓を開けて空を眺め



晴れていようが

曇っていようが

何となくせつない…



空に向かい

「おはよう」と呟く



部屋にある

主人と息子の写真を見ると

二人とも笑っている



笑顔はいい

本当にいいものだ



今は泣かずに

微笑み返しできるようになったんだよ



それでも、やっぱり

あの頃の記憶は

眩しく輝いていて

 


もう二度とそんな時間は

来ないのだろうと思う



二度と来ないと嘆くか…

そんなひとときがあった事を

感謝するか…



どちらに思いを

寄せた方がいいかは

よく分かっているんだけどね