みなさま

こんばんわ

ブログ更新久しぶりです


現在訪問看護ステーションで仕事しているんですが、なかなかこれがかなりの肉体と精神労働で、かつやればやるほど面白くてそれに比例して事務作業量も増えるので帰宅時にはクタクタということも多々。。。


ちょうど半年を過ぎましたが、看護師として病院、クリニック、企業健康管理室、障害福祉の在宅サポートなどなどやってきてやっぱり訪問看護は地域で看護師としてずっとやっていくなら必須かもしれないと踏み込んでみた道です。


やればやるほどなぜこれをやるの?なぜこれをやらないの?と色々疑問が沸いてきます。


その疑問の解消や改善をするjことで結果的に利用者さんの利益になるような働きが今年もできたらいいなと思っています。


いつかはキャンナスなんてなくてもかゆいところに手が届くような支援体制がどうやったら作れるのか、ない頭でこれからも考え続け、できることはすぐやり、どうやったら出来るようになるのか辛抱強くいられたらとおもいます。


では皆さん 今年もどうぞ宜しくお願い致します。




11月8日福島で入所中の女の子が校外学習に参加するためにキャンナスをご利用されました。


この女の子がキャンナスを利用されるのは3回目です。


お母さんから事前に近況をお聞きして、会いに行ってごあいさつ。
前回は8月にご家族との外出同行だったので覚えててくれるかドキドキしましたが、ニッコリとしてくれました!

今回は、この地域では割と有名なホテルの社会見学。

医療的ケアが必要でない子供たちに混じって、学校のバスでお出かけです。

いつも一緒の教室で勉強しているお友達の歌う声にもニコニコです。

強風に煽られ、外では目をぎゅ~っとつぶっていましたが、ホテルのチャペルや客室ではキョロキョロと目を動かしてここは?といった感じでした。学校の先生もひとつひとつこれは何だよ、と優しく語りかけてくれます。

痰がこの日は多く、人工鼻が痰で汚れてしまったときは不安そうな顔をしていましたが、施設を出るときに予備をもらってきておいたから大丈夫だよ~と声をかけるとニッコリしてくれました。


2時間程度の校外学習ですが、社会とのつながりをこういった形で作り誰もが支援をうけることができるような地域づくりは意識しないとなかなかできることではないんだなぁと感じます。


養護学校に通う医療的ケアの必要な子が他の子と同じように校外学習に参加できる体制をお母さんは訴え続けています。


その女の子へのお手伝いを通して親御さんの様々な複雑な思いをお聞きするたびに家族でまた一緒に暮らせるように支援体制が整うことを願わずにはいられません。



地域格差、これは本当に痛い問題です。

 H12年に始まった介護保険制度と同時スタートの訪問看護の制度


 H25年を迎えようとしている今、当時現役バリバリの40代後
半から50代の何でも来いのベテランナース達が定年をどんどこ迎
えている。どうやら世代交代の波が訪問看護ステーションにも来て
いるようだ。


 定年を迎えてなくとも親や配偶者の病気の介護で現場
を去るナースも多い。そしてもともと3~4人程度でなんとかやっ
て来たステーションは泣く泣く利用者を他のステーションに引き継
ぐか、ステーションを閉鎖するかの選択を迫られる。

 もともと2.5人以上のナースで構成しなければならないとされている訪問看護ステーションでは1名の退職は予想以上に打撃である。


 在宅の利用者さんも一時的に病院に入院している患者さんと違いご自分の生活を一緒に大事にしてくれるナースを望むし、それに応えることのできるナースは一朝一夕には育ちにくい。それは長年の看護教育や医療現場の患者を指導する的な目線や関わりが色濃い影響もあり現場のナースの価値観の転換に時間がかかるからでもある。


 地域で、在宅で療養する利用者や家族のそばで若いナースが自分
の感性をのびのびと発揮してスポンジのように在宅の面白さとやり
がいを感じながら活躍する訪問看護ステーション作りが必要。 


 訪問
看護は地域でのフットワークの軽さとコミュニケーションスキルも
看護技術と同様に重要なこと。それは訪問看護ステーション併設でない病院ではなかなか勉強できな
い。


 これからも人間としても看護師としてもおおらかで強くて優しく
て温かくてリーダーシップと育成力のある看護師の輩出が望まれる


 定年になっても、心と身体の余裕が再びできた時、制度が改正された上でご自宅で開業しながら訪問看護を再会したり、訪問看護の世界に飛び込んだばかりのナース達の教育に力を発揮して欲しい。