今週末は資格更新のための講習会に参加しており、子どもたちは夫と実家にお泊まりしています飛び出すハート


全ての時間を自分の好きに使えるなんて、控えめに言って最高の休日です。笑


とはいえ2日間ほぼ缶詰状態で講習を受けているので、美容院に行ける訳でもないし、買い物に行ける訳でもないのですが、子供のことを考えずに休日を自分の勉強時間に使えるというのは何よりも最高の贅沢な気がしています。




その肝心の講習で、大いに反省させられたことがありまして。




講習の基本は、相手と良好な関係を作るための面談の手法を学ぶということなのですが、その中で衝撃を受けたことがあり。


面談の内容は割愛しますが、相手に動機づけさせるのに、まずは脅してみるのはどうか?ということ。


これって子育ての常套手段ですよね?

次それやったらこうするからね!とか。

そんなことするならもうこれはしないからね!

とか。


医師の面談で言うと、このままお菓子を食べ続けると、糖尿病が悪化して足を切断することになりますよ!とかになるのでしょうか。



脅すことが相手にどのような影響を与えるかを研究したアメリカのデータがあるそうです。テレビ番組で、軽犯罪歴のある少年たちを刑務所で本物の囚人に会わせて、同じ部屋に入れて、おまえら、そんなことしてると俺達みたいになるぞ!と囚人が脅すそうです。けっこう人気の番組だったそうなのですけど。


少年たちには当然怖い記憶として頭に残りますよね。


その後、その少年たちがどうなったのかを10年単位で追ったそうなのです。

そして、同時に同じくらいの軽犯罪歴のある少年たち(今回の体験はしていない)も同時に追ったのだそうです。


どうなると思いますか?


なんと、脅されたグループの少年たちの方が、再犯率が1.7倍も高かったらしいのです。

(正確ではなくごめんなさい)


なぜかというと、脅すことで軽微な失敗も隠すようになり、学ぶチャンスがなくなっていくそうなのです。

人は小さな失敗から学びます。

なので、小さな失敗をした時に立ち直るチャンスがあれば、大きな失敗を防げる。


小さな失敗を隠し続けるうちに、大きな失敗に繋がってしまう。


まずは失敗したことを誰かに信頼して話せる環境づくりが大切で、そこから人は自分で解決していく力を持っているということなのですよね。


脅すことがいいことではないとほとんどのお母さんは思っていると思うけれど(父親は別凝視)誤った方向にいかないように、このようにデータ化された手法を学ぶことも大切だなぁと感じさせられました。

そして、毎日毎日脅してばかりの育児は卒業しないといけないなと大いに反省したのでした泣き笑い



講習後は友人とテラスでのんびりして帰りました飛び出すハート