「この世界の片隅に」を観てきました。
Twitterで流れてくる感想を読んでて興味をもち行ってきました。

物語は終戦間近の出来事。広島で生まれ育った少女・すずが呉へと嫁ぎ、自分の居場所を探していく。

日本一の軍港・呉には戦艦大和や武蔵、正規空母の赤城・飛鷹・隼鷹がいて、重巡洋艦青葉もいる。だからこそ日本の軍の最重要場所の呉は狙われやすい。すずが嫁いでまもなく空襲が始まった。家の裏手に防空壕を作り、手榴弾の解除方法を教わるなど、戦争は軍だけが行うものではなく民間人も関係する総力戦だったことが分かる。

一緒に住んでた姪っ子はるみさんを失い自分を責めるすずさん。自らも右手を失い生活が不便になり広島に帰ろうと考えるが帰る直前に広島に原爆を落とされ帰れなくなり、義姉にここにいさせて下さいと泣くシーンは遂に居場所を見つけることが出来たのだとほっとする。
原爆が落とされた後、広島に住んでいる父親と妹は無事だったが母親は行方不明だった。

戦争は死が身近に存在し、常に覚悟していなければいけなかったことがよく分かる。仕事に行く時の絶対帰ってくるという言葉は希望を込めて自分たちに言い聞かせているように感じた。
戦争作品は軍人が主役のものが多い。しかし第二次世界大戦は民間人の多くが軍需工場で働くなど参加していることが多い。戦場もいいが国民の生活がどうなのか知る機会が出来て勉強になった。

※後半涙が止まりませんでした。観に行く方はタオルとティッシュを忘れずに
※思い出しながら書いてます。違っていたら教えてください