今日は色んな自然現象について・・・前回の記事も参考にして読まれますとわかりやすいかも・・・

この下の図を見て下さい
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 これは・・・屈折という現象です。

光は空気や水のようなものを通るときは、直進する性質を持っています。

ところが・・・空気から~~水やガラスなど異なる物質の境界を斜め方向に通過するときには光は進行方向を変換します。

この現象が屈折です。

光は波動を伴って直進しますが、物体に当たると速度が遅くなり・・・屈折するということです。
屈折率は波長によって異なります。


虹は・・・屈折と関係あるの?
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虹ってどうやってできるの?

空気中の水滴が光の中に入ると、屈折をして水滴の中で反射をします。そして水滴から出て行く時に、再度屈折します。

このときの水滴がプリズムの役割になり・・・太陽の光(複合光)が分光して

虹が現れます

分光、複合光、反射・・・については前回の記事を読んで下さい

夢見がちな子供の頃・・・
虹の滑り台をすべってみたかったり? 虹の麓には妖精が棲んでるかも?とか・・・思っていませんでしたか?

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もしかして・・・今もそう思っていたら・・・・ごめんなさい科学的に解説しちゃいました~~よい子のみんな~~ごめんね!


次は・・・お空の秘密
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光は大気中の水滴やチリなどの細かい粒子(気体粒子)にぶつかると、その粒子によってあらゆる方向に散らばります。
この現象を散乱といいます。

青い光は散乱されやすく、赤い光は散乱されにくいという性質があります

青空夕日などは・・・その典型的な例です。

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晴れた日の青空は、厚い大気中の微粒子(空気中のチリや水蒸気)によって短波長光が強く散乱された結果

青空になります。


夕方の太陽光は、大気層を斜めに横切るので、光の直進する距離が長くなります。
青い波長の光、ひじょうに遠いところで散乱されます。(私たちの目に届かないところで、たくさん散乱している)

で、光の直進距離が長いので・・・そのときに散乱されなかった赤い光が大気層を進み、私たちの目に見える距離のところで散乱するので・・・

夕焼けは・・・赤いのです

要するに・・・昼間の何十倍もの ぶ厚い大気の層を通過するため(空気中を長く通過するので)、短波長光(青、緑の光)はより多くの散乱を受け、散乱しにくい長波長光(赤・黄・橙)だけがより多く私たちの所に到達するから・・・



青空や夕陽に向かって・・・
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な~んて青春ドラマ仕立てのセリフも・・・気分は中村雅俊様???
広いお空は・・・すべて受け入れてくれそうですよね・・・




あっ!紳士淑女の皆様は・・・きっと・・・こんな事はしませんよね アハハ~

それでは・・・今日も素敵な一日になりますように