本日パネル撮影。
寝坊して少し遅れながら、駅でドライバーさんにキャッチしてもらった。
10分ほど走って、到着した小さいビル。
ドライバーさんに先導されて3Fへ。
背の高い色白の男性が
「おはようございます…」と、控えめに出てきた。
どうやらこの人がカメラマンらしい。
私がカメラマンさんに挨拶すると、ドライバーさんは「下で待ってるね!」と言いおりていった。
エレベーターを降りると左右に16畳ほどの部屋がそれぞれあって、
「こっちで待ってて」と言われ左の部屋に案内された。
テレビの「モデル特集」とかでよく見かける、傘みたいな反射板?にライトがセットされており、中央にはふかふかのベッド。
クッションが2つ置かれていた。
「ここで何人の風俗嬢がパネル撮影したのかなぁー」などと考えていると、
一眼レフを持ったさっきの男性が来た。
「これ書いて」と渡されたバインダーと紙とペン。
そこには源氏名・顔出しOK.NGの記入欄と
風俗嬢情報誌やHPに新人としてパネル画像使って紹介して良いかを書く欄。
源氏名 りん
顔だし NG
紹介 OK
と書いて渡した。
「じゃあそこに用意してるヒール履いて、床にペターンと座って」
と言われ、ドキドキのパネル撮影スタート。
「足先はピンと伸ばして、お姉さん座りね。」
「体捻って右手は頬、左手は床。」
「もっと体捻ってこっち向いて」
服を着たまま。
撮影されることが初めてだったから、ポージングは全てカメラマンさんの指示通りに。
だけど体が硬くてなかなか指示通りのポーズがとれない(笑)
そのまま5ポーズ20枚ほど撮られたあと、
「じゃ、脱ごうか」
一瞬ドキッとしたけど、面接のときほどの抵抗・恥じらいは無かった。
躊躇無く着ていた服を脱いで下着姿に。
少しこの世界に染まりかけて、感覚が鈍っている自分に気付いた。
だけど、パネル画像ないと指名料貰えない。
やるしかない。
「じゃあ、後ろのベッドの枠に手付いて、立ちバックの体勢で。お尻をりんちゃんから見て左に突き出して、体捻って左から顔をこっちに向けて。」
とか、凄く明確な指示が飛ぶ。
そのあとベッドに移り、
「寝転んで、膝引っ付けて足をハの字に。そのまま体捻って顔を肩の位置に。髪は広げて、左手は唇に、右手はシーツ掴んで。」
だんだん大胆に。(笑)
そのままいくつかポーズしたあと、45分程で撮影終了。
慣れないポーズをしたせいなのか、体がだるかった。
データの入ったディスクを受け取り、ドライバーさんの待つ車に戻る。
ちょっと疲れていたので、次の出勤日と時間を伝えてそのまま帰った。
家に着いて彼氏に電話。
「疲れたぁー」
何も知らない彼氏は
「うんうん、お疲れ様」と。
心が痛むと同時に、聞きなれた声に安心したのかドッと疲れ・寒気が襲ってくる。
ごめんね。大好きなんだけど、お金必要なの。
上辺の優しさじゃなく、私の心や生き方に優しさをくれる彼。
私みたいな女には勿体無い。
2時間ほど電話して、「おやすみ」と電話切ると
段々体がだるくなってきて
熱を測ると39.5℃の文字。
初出勤から今日までずっと気を張っていたし
知らないあいだに疲れが溜まっていたんだろうね。
たくさんのお客さんの目に届くようになるきっかけとなる、パネル画像。
顔出しNGにしてはいるけど、自分の下着姿がネットや雑誌を介して世に出ていく。
それがもし嫌になったとしても、全てを掻き消して無かったことにすることは出来ない。
お客さんを相手にした時間の分、擦り減っていく自分の中の何か。
親には言えない、彼氏にも言えない後ろめたい気持ち。
お客さんを相手にするときは無我夢中で気づかないけど
全てが終わってホテル下で待つドライバーさんの車に戻ったときに感じる孤独。
「お金が良い仕事」に差し出す代償は
「心」なのかもしれないね。
少しお腹にものを入れて、風邪薬を飲み、布団にくるまりながらブログを書いている私。
後戻りの出来ない場所に自ら立って
見えない何かを消費しつつ
手に入るのは本指名・お金。
そこにどうやって私なりの価値を見出して
続けることで見えてくるであろう意味を探して
生きていかなきゃいけない。
運良く今日はおやすみだから。
自宅で仕事してる彼は
いつも夜遅くまで私の帰りを待ってくれて
電話してくれる。
今日は彼のためのおやすみだと思って
たくさん愛を伝えてあげたい。
そんな気分の午前5時過ぎ。
読者になって下さっている方、
コメントを下さる方、
ペタを下さる方、
私のこんな自己満足なブログを見てくださって
本当にありがとうございます。
励みになります。