大きな音が苦手な長男。
発達障害の特性の1つだと思います。
だから、音楽の授業が苦痛です。
リコーダーや鍵盤ハーモニカの音を聞くと、頭が痛くなると言います。
それでも、2学期までは、頑張れるときは音楽室に入り、授業に参加していました。
ところが、3学期は、それができなくなりました。
音楽の授業のときは、音楽室に入らず、自分の教室で過ごしたり、スクールカウンセラーと面談して過ごしていたそうです。
その結果、3学期の通知表の音楽の欄は、評価不可の斜線が引かれていました。
初めて見た斜線。
ショックでした。
これまで約2年間、激しい登校渋りで、登下校はもちろん、授業も母親が付き添っていました。
でも、3学期になって、母親の付添いを卒業し、自力で登校できるようになりました。
これだけでも、私たち親子にとっては、奇跡のような出来事です。
大きな音は苦手ですが、音楽は好きな長男。
好きな歌は聴きます。
ボリュームを下げて、カラオケもします。
みんなと同じように音楽の授業を受けることは難しいですが、自分のやり方で音楽を楽しんでいます。
音楽で人生を豊かにしています。
今は、それでいいかなと思います。