リンパ節子です。今日からリンパ節子が誕生した経緯を順を追って書いていきたいと思います。
あの日、「あなたのお子さんは心臓病です。」そう言われた瞬間、目の前が真っ暗になりました。と同時に断崖絶壁の夜の海を見ている自分が、誰かに背中を「ドン!」と押されて荒れ狂う波が打ち付けられる暗い暗い真っ暗闇の海の底に「ヒューーー」と音を立てて落ちていった。その自分の身体を感じていました。その瞬間、少しめまいがして頭がスッと揺れた。倒れるかも、、、でもお医者さんの話をよく聞かなければと根性で気合を入れた。椅子に座っていて良かった。立っていたら絶対倒れてた自信がある。
初めての出産で、待ちに待った退院の日。聴診器で心雑音を見つけた先生は1時間ほど帰って来ませんでした。「ちょっとお話がありますのでこちらへ。」ナースセンターの隣の小部屋に呼ばれ椅子に座らされた。お医者さんから「落ち着いて、気をしっかり持って聞いてください。」そのあとに言われた言葉だった。
「あー白じゃなくて黒いんだ~今度は。」頭の中で呟いた。去年、不妊治療で検査を受けた時に子宮ガンの初期と言われた時も頭の中が真っ白になったのだった。「白より黒の方が断然重いんだ。」先生の言葉を必死で聞きながら別の脳ではそんな事を考えていた。
39歳での初産、待望の私の赤ちゃんの成長日記をつけようと思っていた矢先のいきなりの挫折でした。(続く)