数あるブログの中から
こちらにお越しいただきありがとうございます![]()
モラハラ夫の一生
モラハラ夫との生活については
自己紹介の中でも書きましたが
そこから彼との本当の別離までを
お話ししたいと思います
夫の病気が発覚した後
治療によって病気が治るかもと
淡い希望を抱きつつも
私は残りの時間を大切に過ごそうと
それまでに彼にされたことは忘れて
本当は忘れることなどできませんが…
自分が後悔しないようにと
毎日を過ごしました
まぁそんな思いはモラハラ夫には届かなかったのですが…
そんな中、子供の習い事の発表会があり
夫は行かないと言うので
私は下の子を連れて出かけました
朝からのリハーサルをサポートし
その後に本番が2回公演で1日がかりです
すると途中でモラハラ夫から電話があり
「タクシーの電話番号は何番だよ?!
」
と言うので
「来てくれる気になったのか
」と思い
「○○の出番は○時頃だから〜」
と子供の出番を説明しようとしたら
「どうでもいいんだよ!![]()
俺は具合が悪くなったから病院行くんだよ!」
と…大声が返ってきて…
そんなの自分で調べれば?!
と思いましたが
「あー…」
とタクシーの電話番号を調べて伝えました…
発表会後、普通なら子供の活躍を讃えて
家族で楽しくご飯でも食べるところを
すぐに病院へ行こうとモラハラ夫に電話をすると
「もう家だよ
」と…
まぁ、体調悪いとは思えない大声でしたものね…
病院にすら行ったのかどうなのか…
子供の発表会…
「どう?うまくやれてた?」
とかの言葉はないものかね…
電話と言えば…
モラハラ夫には
よく電話を壊されました…
自分は夜遊びしまくりなのに
自由のない私のことを奇想天外な妄想で疑って
その度に電話を壊されました…
壊したあと更にご丁寧にも
SIMカードを取り出して
水に浸けてくれてました…
水に浸けてもSIMカード壊れないけど…
どうしても私の電話の中の連絡先を
復元させたくなかったのか…
奇想天外な妄想をするので
私の友人にも被害が及び
迷惑をかけたこともあります…
病気が発覚した当初は
これまでの自分の言動を反省したと言い
私に謝っていましたが
反省は一瞬でした…
治療開始後は体調も良く
今までと何も変わらない生活で
仕事もしていたので
病気とは思えないほど元気
次第に反省はどこへやら
以前と変わらぬモラハラ夫でした
「俺の葬式は1000人は来るぞ」
と真顔で言っていましたが
そういう自信?だけはやたらとある人で
ある意味うらやましかった…
その根拠が理解不能ではありましたが…
治療の結果が良かったので
このまま治るかもと本人は思っていたはずです
そこから数ヶ月
治療の効果が出にくくなり
徐々に体調が悪化していき
痛みが出始め
食べられないので目に見えて痩せてきました
※この後は息を引き取る描写があるので
不安や恐怖を感じる恐れのある方はご遠慮ください
当日はお見舞いに行った後
面会時間が過ぎたので帰宅しました
夜中、病院から
状態が良くないので来た方がいい
とのご連絡がありました
数日前に主治医の先生に呼ばれ
「予後は長くないだろう」と伝えられていましたが
※予後:病気の経過についての見通し、見込み
「その時」は急に訪れ
どんなに覚悟をしていても
パニックになるものでした
すぐに子供達を起こし慌てて病院へ
「ご親族へ連絡を」
とのお話だったので
すぐに夫側の親族に電話連絡
ですが
誰も間に合いませんでした
ずっと夫の手を握っていた私
「その瞬間」
は聞かなくてもすぐに分かりました
モルヒネの点滴をしていたので
ずっと眠ったような状態でしたが
握っていた手が
急に色が変わり白くなりました
そして手がスーッと冷たくなっていくのを感じました
こんなに早く冷たくなるものなのか
その時はそんなことを思ったのか記憶にはありませんが
心臓が止まったと
すぐにわかった瞬間でした
ナースステーションで
ずっと心臓のモニターを監視していた先生が
病室に入って来ました
「たった今…」
「はい…」
そんな会話だったと思います
そして親族が揃うのを待ってから
「○時○○分お亡くなりになりました」
と先生が宣告されました
まさかこの年齢で
自分が喪主を務めることになるとは…
葬儀の準備で慌ただしくなり
全て終わった後に
おかしくなりそうなほど泣きました
どうして骨になってるの…
どうしてこんな小さな所に入っているの…
何をしていても涙が出ました…
*---------------*
それから約10年が経ちました
夫の人生は何だったのか
そんなことをよく思います
夫の長男が告別式で最後のお別れの挨拶をしました
「親父のような父親になりたいとは思えないけれど
」
と言った彼は
その後に父親への感謝の言葉を述べました
夫は誰かに心から愛されたのか
家族を不幸にして
色んな人を傷つけて
甘い言葉で寄ってくる他人には優しく
そんな他人にはたやすくお金を貸し
結果だまされたと怒り
誰か1人でも幸せにした人がいるのか
誰かを本気で愛したことがあるのか
私は自分の人生は後悔したくないと思う時
最後に握っていた夫の手を思い出します
ひどい人だったけれど
儚くて
寂しい人生だったんじゃないか
あんな風には生きたくない
私は誰かを幸せにしたい
後悔しない人生を送りたい
今でも夫にされたことを思うと
辛くなります
いなくなってしまったからと
心から全て許せるとは思えません
それでも
彼がいたから気付けたことや
彼がいたから出会えた人もいて
そう思えると
辛い経験にも感謝できます
10年経っても
その人がいなくなっても
心の傷は消えることがない
同じように
現在進行形で今傷ついている人がいるのかと思うと
本当に胸が苦しくなります
ある信頼する人に話の流れから
「私の結婚生活はこんなだったんだ」
と少し話したことがありました
返ってきた言葉が
「自分が悪かったんじゃないの?」
でした
元々誰かに話すことはほとんどありませんでしたが
「もう二度と誰にも話さない」
とその時思い
話したことを後悔しました
世間ではあまり理解してもらえないことなのかと
とても悲しく失望感もありました
これを書いている今も
涙が出ます
夫を哀れに思うと同時に
まだ消えない小さな憎しみもあります
いつか心から全て許せる日が来るでしょうか
私は今
彼が生きたくても生きられなかった時間を
生きているから
自分が後悔しないような生き方をしたい
そう強く思えるようになったのは
夫の生き方を見てきたから
私自身が辛い経験をしてきたから
変わりたい
変えたいと思ったら
変えられる
気付かせてくれた
夫には感謝しています
夫を階段から突き落としたら楽になるかな
と本気で考えたこともあったし
生まれ変わっても二度と会いたくない人
こんな人が
世の中に本当にいるのかという衝撃で
人生でこれ以下はもうないだろうという
自分が壊れてしまうひどい経験をしました
でもそのお陰で
ただのわがまま娘だった私は
強く優しくなれました
あれを乗り越えられたのだから
大抵のことは
きっと何だって乗り越えられる![]()
私の経験や
生き方
考え方
人生の変わり目
それが同じように悩んだり苦しんだり
それでも頑張っている
女性達やママ達の
少しの勇気に
背中を押す最後のひと押しになりますように![]()
ここまでお読みいただき
ありがとうございました







