この扉の先には
ワタシの未来があって。
どうなってしまうのか。
不安を抱きながら
微かな記憶。
テレビで見るような
手術の扉を越えて
また
ゲートを越えて。
ジェットコースターにでも乗るみたい。
名前を聞かれて
言葉を出すのが精一杯だった。
長く歩いた気がしたけど。
オペ室が2、3室あったような。
一番奥のオペ室だった気がする。
眼鏡をかけて歩いていた
ワタシ。
見えない方がよかったんじゃないか
後悔しながらたどり着いた先には
手術着を着た医師たちが
6人ぐらい
待ち構えていた。
緊迫感に包まれながら
涙をぬぐい
鼻水をすすりながら
手術台まで自力で上り
メガネをはずした。
洋服を脱がされて
両腕を固定されて
左手首に全身麻酔の針が
入らない
入らない
と言われながら
やっとささり。
痛みにやけに敏感に
なってたワタシには
かなり辛かった。
そして背中を猫のようにまるめて
硬膜外麻酔のチューブが
背中にグイッグイッと
差し込まれていくのを
感じながら
目をおもいっきり
つむって
天国にいるおじいちゃん。愛猫
どうかお守りください。
心の中でつぶやきながら
ワタシは
愛しいコドモタチを
も一度抱きしめたい
そう願いながら
酸素マスクをつけられて
深い眠りへと
ついた。
オンナがどうとか。
後遺症がどうとか。
この時はどうでもよいと思えた。
早く。
早く
コドモタチに会いたかった。
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