マカオ不動産回復基調 | 東京・台北・上海でビジネスする若き華僑のブログ

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マカオ統計局の最新のデータです。


09年第4四半期ですが、住宅の売買戸数は4,548戸、金額は88億パタカ(1パタカ=ざっくり12円)。第3四半期に比べ、数量ベースで23.6%UP、金額ベースでは15.3%UPです。


マカオ不動産協会の会長によれば、特に09年12月後半は上昇のベースが激しく、投資家のマインドが強くなっていることを感じている、そうです。同時にマカオ返還10周年ということもあり、カジノ経済が好調なことも大きな要因のひとつと分析しています。


今年は09年に比べ、さらに10から15%程度売買が増えると予想されています。現在のところ、マカオの不動産価格は08年の最高値を更新していませんが、今年には更新するだろう、とも言われています。


なお、マカオ統計局のデータによると、09年のQ4とQ3を比べるとこのようになっています。


(マカオ半島)

平均売買単価:25,415パタカ/平方メートル(5.2%UP)


(タイパ島)

平均売買単価:26,432パタカ/平方メートル(10.6%UP)


また、09年通年で見た場合、住宅についてはこのようになっています。

売買戸数:11,307戸(前年比17.4%DOWN)

売買金額:215億パタカ(前年比27.7%DOWN)