マカオで銀行融資 | 東京・台北・上海でビジネスする若き華僑のブログ

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日本一の安定企業を飛び出し、中国でビジネスする華僑らしい生き方をする華僑の話。

マカオで不動産を購入し、銀行ローンを組む場合、日本と違う点があります。


□日本の場合


①融資の個人情報が銀行協会のネットワークに登録される。

これによりA銀行で信用枠いっぱいの融資を受けた場合、他の銀行では融資を受けられない。


②リコースローンである。

保証人が必要で、返済ができなくなった場合、保証人が返済。


③固定金利、変動金利などプランが多彩。

30年返済など長期なプランもある。


④団体信用保険に加入できる。

融資申込人が死亡などの場合、融資残高に対して、保険金が下り(最高1億円)、遺族が融資の返済をしなくても良い。物件は遺産として遺族へ相続できる。


□マカオの場合


①銀行協会のネットワークが無い。

そのためA銀行で信用枠いっぱいの融資を受けても、B銀行およびC銀行でも融資を受けられる。


②ノンリコースローンである。

保証人は必要なく、返済できない場合、頭金および返済した金額を放棄すれば、それ以上の返済義務は負わない。


③返済プランは少なく、変動金利(だいたい2%代)。

外国人は最長でも15年返済。


④団体信用保険がない。


マカオでローンは確かに組みやすいですが、日本と比べて良し悪しはありますね。