アウトして生きよう
Lの世界・デイナの広告のパクリタイトルです(笑)
今日は友人がお見舞いがてら遊びに来てくれました。
中学からの友人で、今なおマメに連絡を取り続けている数少ないひとりです。
そしてこの子は唯一あたしがリアルでカムアウトしている友人なんです。
ずっとエミナを紹介したかったんだけど、
エミナさんの人見知りや約束が流れたこともあって、
4年目にしてようやく紹介できました。
お初だから紹介だけですませようと思ったのですが、
今日は父親が風邪をひいているので、いやおうなしに2階へ撤退を余儀なくされ、
ずっと3人で同じ空間を共有しました。
ミステリ好きつながりがあるので、
その子とあたしは見逃していた『相棒』映画版鑑賞、
エミナはネットでひとり遊びに多くの時間を費やしましたが、
その子とエミナが話をすることも出来ました。
今エミナが家にいることの理由を話した後、
『いい話やな』。
そして帰る時にエミナに
『お会いできてよかった』。
そう言ってくれました。
すごくうれしかった。
最初に書いたように、あたしはこの子ひとりにしかカムしていません。
というのも、この子にカムした時になかなか受け入れてもらえなかったからなんです。
自分がビアンだと気づき、こっちに来てから、
大切な友人に自分を偽って生きているのがどうにも苦しくなり、
カムアウトを決意しました。
その子は宝塚も大好きで、ジェンヌさん同士でそういうこともあるというのも知っていたから(笑)、
ある程度免疫があると思ってたんですね。
話した時は、困惑していたようでしたが、
後になってメールで 『れいはれいやから』 と言ってくれました。
でも、今までのように部屋でその子とふたりになった時、
その子の髪の毛に糸くずがついてたので普通にとってあげようと手を伸ばしたら、
びくっと大きく身体をこわばらせ、後ろにひかれてしまった んです。
ショックでした。
そういう風に意識されてしまうこともショックだったし、
その子の中であたしのカムが重かったことを思い知らされ、
その重荷を背負わせてしまっていたんだ、とわかったこともショックでした。
それ以来、あたしは誰にもカムしていません。
しようと思ったことは何度もあります。
喉まで出かかったことも何度もあります。
だけどその度、びくっと身体をこわばらせたその子の残像がよぎり、
また同じ重荷を背負わせてしまったらどうしよう、と、
カムすることは出来ませんでした。
だけど、その子が今日、エミナに
『あえてよかった』
と言ってくれた。
やっと、やっと認めてもらえたんだ、って思いました。
多分その子の中では本当に重かったのでしょう。
あたしが知らない生き物に見えたのかもしれません。
だけど、自分の中で噛み砕き、
理解しようと努めてくれた。
受け入れてくれたその子に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
カムされる方は迷惑なのかもしれない。
だけど、偽りの姿でこれからもずっと接していくのと、
どちらがその大事なひとたちに誠実なんだろう。
今日を境にあたしの意識は変わるのかもしれません。
最後にひとり遊びで退屈させちゃったエミナ、ごめんね(笑)
エンゲル係数高め
親がまだ帰ってこないので、エミナとふたりのごはんを堪能している日々です。
我が家に来てからすっかり体重がアップしてしまったエミナさん。
申し訳ないと思いつつも、やっぱり食に情熱を傾けてしまうれいさんです
これは昨日の朝ごはん。
ホットケーキミックスをゆるーくといて、
薄くパンケーキ風に焼き、3枚重ねにしております。
仕上げにバターと蜂蜜と粉砂糖をかけて出来上がり。
ふんわりごつめのホットケーキとはちょっと違う雰囲気が楽しめます
こちらは昨日の手抜きばんごはん。
レトルトカレーなんですが、
この前深夜番組でレトルトカレーが取り上げられていて、
その時から『ちょっとリッチなレトルトカレーが食べたい』欲が高まり中だったので、
実現とあいなりました。
エミナとあたしとそれぞれ好きなのをひとつづつ選び、
半分ずつかけて食べたのですが、
エミナの選んだデミグラスチーズカレーが激ウマでした
カレーの風味よりチーズの風味が勝っている、
やや邪道ながらもありそうでなかった珍しい一品。
おこちゃま味覚のれいさん大満足のディナーとあいなりました
料理はもともと嫌いじゃないんですが、普段はおっくうさが先になりがち。
でもエミナと一緒に作るとその時間さえも楽しいんですよね。
そんな訳で、これからもしばらく我が家のエンゲル係数は高め の日々が続くことでしょう(笑)
こわい話
昨日今日と、親が田舎へ行っていていません。
そんな訳でエミナとふたりっきりの新婚さん状態を満喫中
昨夜のこと。
テレビを見ていた流れでちょっぴり怖い話に。
今の家に立て替える前、あたしは頻繁に金縛りにあっておりまして
その話をうっかり怖がりのエミナにしちゃったものだからもう大変。
今の家になってからはほとんどないから、となだめても
『ほとんどってゆった~~~』
と言葉尻をとらえてするどい切り込み。
うちで深夜のお留守番も出来る子だったのに、
2階の窓を閉めに行くのも行けない始末。
仕方ないので完治しない足であたしが閉めに行こうと思い、
労働を分散しようと布団敷きの任務を与えると、
『いやいや、こわいこわい~~(号泣)』。
結局2階まで手をつないでふたりで行き、
他の部屋の戸締り確認にもえぐえぐとあたしの後ろをついて歩くエミナ。
深夜の一軒家を手をつないで徘徊するいい年の女子ふたり・・・(笑)
まあ、そんな怖がりなとこもかわいいなんて思ってしまうんですがね(微笑)。
でもあたしにしてみれば、金縛りより怖いのが、
白目をむいて眠るエミナさん なのでした。