2020年5月27日(水)
PET検査までの2週間は怒涛の忙しさでした。
職場はコロナ感染の可能性が高い医療職である訪問看護ステーションですから、対策として職員間の密を避けるためチーム編成をして曜日ごとに分散出勤しているので週に2回しか出勤できず、PCを使う書類作成業務や日々の記録が溜まっていきます。特にアタシは検査などで休むためスケジュール調整に追われていました。
今日も午前中はバタバタと仕事をして午後半日の休みをもらいPET検査へGO‼朝から絶食でお腹空いた～
乳がんになって医療従事者でもなかなか受ける機会のない検査を体験できるのは嬉しくて楽しいアタシ。
札医大の近くにあるクリニックに紹介状を持参して受診。
このクリニックは画像検査と解析診断専門で有名らしいんだけどアタシは知らなかった(笑)
受付を済ませて検査着に着替えるためロッカールームに案内される。着替えながらふと注意事項をみると『ヒートテックは不可』だって。
ふーん…ヒートテックは放射線を通しにくいのかしらねぇ…？なんて思いながら、処置室に移動。
放射線物質の入った造影剤の点滴と、これまた放射線物質の入った500mlペットボトルの水を渡され1時間かけてゆっくり飲むように説明を受ける。そして間仕切りで仕切られた部屋に行くとリクライニングソファーが置いてあり、そこで水を飲むらしい。
薄暗い照明でリラックスは出来るもののテレビなどは無く携帯も持ち込み不可なので手持無沙汰で暇…(￣▽￣;)
でも、これって瞑想に最適じゃね？←どこまでもスピ体質(笑)
さっそく目を閉じて瞑想…するのは良いんだけど連日の疲れが出たのか眠くなって水が飲めなくなるので断念
普段、ボーっとする暇なんてなくてチビチビと水を飲みながら天井を見ていると色んなことを考えてしまう。
もし遠隔転移していたら…いつまで働ける？余命は？
あれはどうしようか？これはどうする？頭の中をぐるぐる回っているけど答えはちっともまとまんない。
…ところで水の味なんだけど生臭い感じでぬるいから不味いの一言
一口飲むたびにうへぇ～って顔になる。飲みやすく味付けて欲しいよ、好みの味をチョイスできるようにさ。
しかもエアコンが効きすぎてて寒い ‼
そんなこんなで一時間。
5分前には飲み終えてトイレに行くよう指示されていたので済ませて待っているとお迎えのスタッフが来て造影室へ。
撮影自体はCTと変わんない感じで15分くらいで終了。
ちゃんと撮影できていなかった時は撮り直しになるらしく一度リラックスルーム(勝手に名付けた)に戻って画像を確認するまで20分ほど待機していると、アタシの前に検査したと思われるオバちゃんがスタッフを呼びつけて早く帰りたい、いつまで待たせるのかと大声で文句を言い出した。「確認してきます」「もう少しです」とスタッフが入れ替わり立ち代わり説明しに来るんだけど、しびれを切らしたオバちゃんが撮れてなかったらまた来れば良いんだから帰る ‼と立ち上がったところで「大丈夫でした ‼お帰りになって結構です ‼」と3人目のスタッフが来て、オバちゃんはプリプリしながら帰って行きましたとさ…。
それから10分後、アタシも無事終了し会計へ。
検査料はなんと ‼ 三万円
あぁ…病気ってお金がかかる…(T_T)