昨年の夏頃から、PCに積んでいたHDDの一つが、ドライブチェックソフトで「注意」になってしまいました。
「代替え物理セクタ処理」というもので、HDDの一部が破損してデーターを書き込めなくなったときに、予備の部分を使うという症状。これが増えると、データーが壊れていくために早めに交換が必要になります。
12月の時点で予備のHDDは買ってあったのですが、交換自体は合間でできますが、データーの移植が1日で終わらないので先送りしてました。
しかし3月に入った時点で、PCに取り込んでいた音楽の一部がノイズ混じりで飛ぶようになってきたため、いい加減交換することにしました。
うちのHDDは、メイン部分に6機。PCケース下側(PCケース2個連結)にHDD6機を積んでおり、そのうちの1個の交換になります。
ただし今回買った物が「6TB」と大きいため、一番使用している「3TB」(H:)からデーターを移植して、そのHDDを故障しかかっているHDD(3TB G:)を置き換える流れになります。
写真は同じケース内のHDDで、掃除も兼ねているので並べて写真撮りました。
左から「D:彗星(3TB 2016年製)」「G:みずほ(3TB 2016年製)」「H:あさかぜ(3TB 2014年製)」で、問題なのは真ん中のHDDです。
とりあえず、ほこりまみれだったので清掃。
交換するのは「6TB」で、いままで登場したのはすべて東芝製。
HDDは、元々は「MAXTOR」というところの物を選んでましたが、「シーゲート」に吸収合併。その後「シーゲート製」をメインに使ってましたが、「急にデーターが読めなくなる」というバグがあり、対象HDDが4機有ってそのうち2機がやられました。幸い裏技でデーター復旧し、アップデート掛けたのでセーフでしたが、危なかったですね。
その後は、当然メーカー避けますよね。そこで「日立製」に切り替えて、社名変更(譲渡?)で「東芝」となりました。
まぁここも「元IBM時代」に、「破損するガラスプラッタ問題」起こしてますが、その後何も聞かないのとテスト導入しても問題なかったので、そのまま使ってました。
HDDが多いと、交換するときに解らなくなるので、横にインデックス貼ってわかるようにしています。
HDDに名前付けているのは、Windowsのアップデートした際に、まれに「ドライブ番号が勝手に変わる」事があったため、名前でわかりやすくしています。
とりあえず組み直して取り付け・・・。
で終わらないんですよ。
次の3機も分解。
埃まみれなので清掃するのと、ファンが回らないので原因究明も含めています。
とりあえず清掃後。
こちらは左から「E:Windows7/J:銀河(2TB)」「C:Windows10(SSD 0.5TB)」「F:新富士(4TB)」
じつはPCを自作した際の2016年に、今のSSDの主流「M.2」と言う物が無くて、「2.5inch互換」を乗っけているんですよ。
それでも十分早いし不満はありませんが、これが「M.2方式」だったら、もう一個HDD積めたのに・・・。
はい、「ハードディスク・スパイラル」になってますorz
こちらは書いてあるので、省略。
組み込むとこんな感じで、「見ればわかる」という感じですね。
先ほどの「ファン不具合」ですが、「一部断線」+「ケーブルが抜けてた」というオチでした。
ちなみに下のケースに入っているHDDたち。
奥にステーで追加すれば、もう6機増やせるんですけど、ドライブ番号が足りなくなるんでやってません。
まずはHDDの初期化。最初はエクスプローラーに表示が出ません。
エクスプローラーの「PC」部分で右クリックすると「管理」が出ますので、それを立ち上げます。
その一番下に「ディスクの管理」を押すと、各HDD情報が出てきます。
「未使用」のHDDを選び、右クリックで「領域確保(面倒なら最大容量)」して、その後やっとフォーマット画面になりますので、そこで「クイックフォーマット」を選択。
これで使えるようになります。
※通常フォーマットを選ぶと、三日以上PCが使えなくなります。
これが使えるようになった画面です。
それにしても「6TB」・・・恐ろしい容量です。
※1TBが1000GBではなく1020GB、1GBが1020MBという端数が出るため、規模が多くなると容量が少なくなると言う謎の仕様です。昔からバイト→メガバイト→ギガバイト→テラバイトと変化しているので、もうめちゃくちゃな数字です。
この後「H:→O:へのデーター移植」「ドライブ番号の変更(O:→H:)(H:→I:)」→「再起動して動作確認」→「I:をフォーマット」→「D:を外してG:の取り付け」→「G:のデーターをI:にコピー」→「ドライブ変更(G:→P:)(I:→G:)」→「再起動して動作確認」→「P:を外してD:に戻す」
と、書いてて何が何だか解らなくなるようなことを実施しました。正味3日かかってますorz
その後、下のバックアップ用HDDも起動して、HDDの健康チェック。
「(12台とも)問題なし」(上坂すみれさんの声です)
これで一安心。
久しぶりに全部立ち上げてみましたが、やはりドライブの空き番号が少ない。
総容量は?
●メインドライブ
「C:Windows10(0.5TB)」「D:彗星(3TB)」「E:Windows7(0.5TB)」「F:新富士(4TB)」「G:あさかぜ(3TB)」「H:出雲(6TB)」「J:銀河(1.5TB)」合計21.5TB
●バックアップ用
「I:さくら(2TB)」「K:つるぎ(2TB)」「L:澄乃(1.5TB)」「M:彼方(1.5TB)」「T:次郎(1.5TB)」「U:エリザベス(1.0TB)」合計9.5TB
※その他「N:CFスロット用」「O:MSスロット」「P:ブルーレイ/CDドライブ」「Q:XDスロット」「R:SDスロット」「S:プリンターSDスロット」(残りがV:W:X:Y:Z:の4個分・・・iPodつなぎ忘れたorz)
・・・え、「合計31TB」なのか?ただのお馬鹿さんなだけじゃんorz
というか、バックアップのHDDの容量が少なすぎて、バックアップ出来ないという・・・。
ちなみに「PC9801からのデーター」も入っていますので、中には35年選手なデーター(一太郎Ver.3)もあったりしますが、使ってませんね。
そのうちバックアップ用のHDDも大容量化しないと駄目ですね。
それでは・・・。