ゼロリスク! | 南房総市議会議員・林よしはるのブログ

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南房総市議会議員の林克治(よしはる)と申します。

日々感じたことやお知らせしたい情報を発信できればと思っております!

皆様何卒よろしくお願い申し上げます!

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お世話になります。

林でございます。


選挙の結果が待ち遠しくて眠れませんでした!

というのは冗談で、最近イメージ通りにうまく眠れません。

本日も4時に起きてしまい、ネットを見て一喜一憂しておりました。


国政選挙があるせいか

ネット記事はもちろん、FacebookやXにて政治に対する発言をするユーザーが増えています。

日本は憲法で言論の自由を保障しておりますので大いに意見を述べることは結構ですが、ネット空間に於いて発言したものは一生消えることはないことを今一度認識すべきでは?という発言も散見されます。

何事も自己責任ですが、あまりに過激な発言は控えておいた方が良いと考えます。本人は過激と思っていなくても、他人から見たら十分に過激である場合も多いので。

基本的には相対的に物事を捉えられてしまいますからね。


で、私が思うのは

過激と捉えかねない発言の大元になっている思考が

「ゼロリスク」

なのではないかと考えます。


100%でなければならない。

というか

万に一つでも失敗の恐れがあるものを推奨する、推し進めることに対して激しい嫌悪感を抱く日本人が増えてきている印象です。


もちろん、何事に於いても

慎重に多方向から考えることは大切です。

ましてや、人命に関わるようなことはなおのことです。


しかしながら、これだけ情報が溢れている社会になっても

世の中は不確実性が高まっています。

逆かもしれません。

情報がありすぎで不確実になっているかもなのですが。


このような社会では、全ての事案に対しての意思決定にゼロリスクを求めていいのでしょうか?

自動車は走る凶器だから、全面的に廃止します。

では、国民生活はどうなってしまうのでしょうか?

手術の成功確率は極めて低いです。だから、諦めて病気と折り合って生きてください。という医療になったらどうなってしまいますか?


検討に検討を重ねても誤差は必ず出ます。

ヒューマンエラーも必ず起こります。

よろしくない事が起きたのは誰の責任なのか?

その誰に拘り過ぎてやしまいませんでしょうか。

他責思考が根付きすぎではないのでしょうか。

そしてやはり、寛容さを失い過ぎではないですか?


今の政治体制を作ったのは一部の既得権益に群がる権力者だ!政治家が悪い!!

と、片付けるのは簡単ですが。

その政治家を選んでいるのは、投票した国民であることも忘れてはいけません。

その時最善と思った候補に投票した1票に責任を持つ。

これもまた大事なことだと考えます。


戻りますが

ゼロリスク。

大切な考え方だと思います。


ですが、ただ縮こまって何も出来ない

結果何もしない!

では、何も変わりません。


リスクを取ってでもやらなければならない時は必ず来ます。


まさに今の日本がその状況ではないでしょうか。


今の日本に何が必要なのか。

大人も学び、子どもたちにも学んでいただきたい。


私も日々学んでいきます。



そんな朝です。





今日は久々に環家さんでも行ってみようかなぁ。


選挙に行きましょう!