梨花のブログ

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3人目長女を、羊膜索症候群という珍しい病気で死産しました。その後胎盤ポリープが発覚。子宮動脈塞詮術と子宮鏡下手術を経て、やっと元通りの体に戻りつつあります。

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紹介状をもらったのが金曜日。



3日後の月曜日に、夫と一緒に

紹介された大病院へ行ってきました。




その3日間、色々調べて


腹壁破裂=治る可能性が高い

臍帯ヘルニア=他の合併症を併発している可能性が高い


と知ったので、

(どうか、腸の一部が少しだけ出ている

くらいの腹壁破裂でありますように…)


と願いながら行きました。





大病院らしく、

予約の時間からだいぶ待たされ

やっと呼ばれで診察室へ。



無表情な先生が紹介状を読んで

お腹の上からのエコー。



20分くらい、色んな角度から

ずっと診ていました。
 

先生は顔色を変えることなく

ずっと無表情。



それが私には


(険しい顔をしないということは

あまり深刻な状況ではないのかな?)

と思えました。





そして内診。


内診はすぐに終わり、

また待合室で待たされました。    




少しして夫婦で呼ばれました。



そしてまた、お腹の上からのエコー。




「今何を見てるかと言うとね、

へその緒があるかどうかを

確認してるんです。」




へその緒があるかどうか???


へその緒って必ずあるものではないの?



私、きっと泣きそうで

不安な顔をしていたと思います。




そして先生からの話……。


「赤ちゃんはお腹から内臓が出ています。

身長が10cm程に対して、

約6cm分の内臓が出ていると思われます。



考えられる病名は

1、腹壁破裂

2、臍帯ヘルニア

3、ボディストークアノーマリー

4、その他


この4つです。



1の腹壁破裂は、へその緒の横に開いてる穴

から内臓が出てしまう病気です。


産まれてから、出ている内臓を

体内に戻す手術をします。

予後は比較的良好です。    




2の臍帯ヘルニアはへその緒の中に内臓が

入ってしまう病気ですが、

梨花さんの場合は、内臓がぷかぷか浮かんで

見えるので、その可能性は低いと思われます。



3のボディストークアノーマリーは、

腹壁異常に加えて、手足の異常や

へその緒が短かかったり、

ほぼなかったりします。


予後は悪く、お腹から出た途端に

息ができないので死亡します。

また、お腹の中で亡くなる可能性も

高いです。



4は、直接みてみないと、

他の病気の可能性もあるので

わからない…ということです。」





腹壁破裂、臍帯ヘルニアのどちらかだと

ばかり思い込んでいたので

3のボディストークアノーマリーは

予想外でした。




そして、直感で


先生の言い方から考えて


3の可能性が高いことがわかりました。





お腹の中で死ぬ???


産まれても、

この世に出てきた瞬間に

死ぬ???




もう思考回路が停止して

何も考えられなくなっていました。