昔のはなしです。


6歳下の弟は母の愛玩用の子供でした。

確かに純日本人なのに、目はぱっちり二重で茶色い目に茶色に髪の毛。

田舎に住んでいたにも関わらず某有名子供服ブランドのモデルに2.3回なっていました。

そんな愛玩用の息子は中学?高校?時代に起立性調整障害になりました。

朝起きれず何度も遠い大学病院まで連れて行かれていました。

大学受験の時は反抗期真っ盛りだったのですが
母は、
私も頑張っている姿を見せたらいいかもしれない!
と言い出して、ケアマネジャーだかなんだかの資格の勉強をしていました。



多分弟の反抗期は正しい反抗期ではなく
家庭内のルールが母のその時の気分で毎回変わること
家庭内で安心できないこと
から来ているのが明らだったにもかかわらず
林先生でいう
正しいところで正しい方向の努力
ではなく
ひとりよがりの誰も求めてない努力を母はやりだしました。

結局、母は機嫌が悪くなりながら勉強してケアマネジャーの資格をとり、弟は遠くの国立大学に入りました。


そんなよくわからない母だったにもかかわらず
おかしなことに母の両親(私と弟にとったら祖父母)はちゃんとした人だったので、それぞれの孫に1人ずつ400万円大学受験と大学費用として高校3年になった時に渡していたそうです。

私はそのお金を使って大学に行ったと思っていたのですが卒業間近か卒業後に奨学金の返済用紙が届きました。
よくわからなかったので、母に聞くと当時別居していた父親に送れと言われました。
投げやりに言われたのでそのまま送り、父もあまり
考えず自分の口座を書いて送り返してきました。
たぶん父も何のことかいまいちちゃんとわかっていなかったと思います。
でも、そのおかげで私の奨学金返済は有り難く父の口座から毎月引き落とされることになりました。

お金の掛からないという理由で、わたしも弟も国立大学しか受けさせてもらえず奨学金を借りていた、
しかし祖父母が私のために母に渡した400万はどこにいったんでしょうね。

愛玩用の弟ですが、6年後に同じ目に合います。
祖父母は弟にも400万残していたのです。

しかし、また母は勝手に奨学金を借りていました。
返済の書類を弟は父に送りましたがさすがに学んでいた父はNOと言いました。

その後、父と母は家庭裁判所で離婚の裁判をしますが、母の貯金額をみて弟の奨学金は母が払うように説得されましたが老後が怖い!の1点張り。
使い込んではいませんでしたが、自分のために溜め込んでました...。


わたしも当時はまったく上記の話をしらず、絶縁して2.3年後に母の知り合いに聞きました。


弟とわたしは紆余曲折ありましたが、わたしの子供たちにも良くしてくれますし、弟に恨みつらみを言うのも違うのかなと思うので今は仲良い関係を築けています。

弟はわたし以上にうつ病や睡眠障害を患い何度も休職しながらも働いています。
ただ、本当にかわいそうなことに弟は祖父母が400万円自分に残してくれていたことをしらず、コツコツ奨学金を返済しています。



私は主人と話し合って私たちからということで秘密で半分返済しましたが
愛玩用の弟よりお金
だった母を哀しく思います。

歳をとると何かに執着するといいますが、なんとも言えない気持ちになります。



年末年始は弟は帰る場所も過ごす家族もいません。
なので今年は我が家+弟で劇団四季のミュージカルを見ようと予約しました。



早く弟の自分の居場所が見つかればいいと思います。