地から風の時代への移り変わりとは

占星術では、木星と土星が２０年に1度重なる

グレートコンジャンクション（木星と土星の会合）と呼ばれる配置があります。

グレートコンジャンクションの意味することは、土星はルールを表し、木星はルールの下での発展をもたらします。

社会のなかで定期的にルールが決まる節目を作り出す時期。

場所だと、学校、教会、博物館、公共の場などを表します。

グレートコンジャンクションには周期性があり、

約２００年周期で、「火→地→風→水」の星座を移り変わります。

星座を「火→地→風→水」にわけると

火の星座→牡羊座、獅子座、射手座

地の星座→牡牛座、乙女座、山羊座

風の星座→双子座、天秤座、水瓶座

水の星座→蟹座、蠍座、魚座

になります。

これまでの約２００年、地の星座でグレートコンジャンクションが起きていたのが、

２０２０年１２月から風の星座でグレートコンジャンクションが起きる周期に入ります。

これが、風の時代への移行といわれています。

約２００年のグレートコンジャンクション周期↓

１８４２年１月２５日、山羊座、地

１８６１年１０月２１日、乙女座、地

１８８１年４月１８日、牡牛座、地

１９０１年１１月２８日、山羊座、地

１９２１年９月９日、乙女座、地

１９４０年８月９日、牡牛座、地

１９４０年１０月１９日、牡牛座、地

１９４１年２月１４日、牡牛座、地

１９６１年２月１８日、山羊座、地

１９８０年１２月３１日、天秤座、風

１９８１年３月４日、天秤座、風

１９８１年７月２３日、天秤座、風

２０００年５月２８日、牡牛座、地

２０２０年１２月２１日、水瓶座、風

２０４０年１０月３１日、天秤座、風

２０６０年４月７日、双子座、風

１９６１年２月１８日まで、地の星座でグレートコンジャンクションが続き、１９８０年１２月から風の星座が始まりますが、ここはまだ移行期となり、途中で地の星座へ戻る期間があります。

風の時代の開始といわれるのは、２０２０年１２月からになります。

去年、１９８１年生まれの人のホロスコープを見せてもらう機会があり、天秤座のグレートコンジャンクションを発見してしまい、あれっ、風のグレートコンジャンクションは２０２０年からじゃないの？って気になっていたとろこでしたが、

最近↓この本を読み始めたら、木星土星の会合について書かれていたので、スッキリしたところです。

地の星座（牡牛座、乙女座、山羊座）の性質は

地に足をつけてまとめる、物質的価値、五感による判断する働き、科学的な根拠を重視する、結果に拘る、現実的、具体的、安定感、着実さ、などを表します。

風の星座（双子座、天秤座、水瓶座）の性質は

視野を広げて色んな情報を得る、人や情報を流通させる、冷静に理論的に判断するための情報、知性、客観性、ロジカルに判断する、比較検討する、公平さ、賢さ、要領のよさ、などをあらわします。

大雑把に書くと、物質的な価値が重視されていた時代から、確かな知識や情報が重視される時代へと移行していことになります。　

例えば、大企業からフリーランスへ転職するとか

、現金決済からクレジットや電子マネーへの移行など。

今年は１月の始めに山羊座で土星と冥王星のコンジャンクションがあり、コロナ禍の影響や災害の中で、組織や会社、学校などでは急激に旧体制を新体制に変えなくてはいけないような事態になってきました。

職場や学校では、リモートや時間差通勤、登校などが始まりました。

まだまだ、それができない職場も沢山あります。

私事では娘が高校生ですが、コロナ禍で入学式は短縮されて、来賓は1人だけで無駄な長い挨拶などなく短時間で終わりました。

入学してからは、リモート授業や学校からのメール連絡が定着してきたので、最近の1週間大雨警報が発令され続けていた期間も、学校からスムーズに連絡がきてリモート授業になりました。

古い体制の必要ないものは省かれ、新しい良いものが取り入れられていく様子が見られます。

これが風の時代の始まりなのかなと実感してるところです。

少し前までの時代は、テレビや雑誌の情報が全てと言っていいほどでしたが、今ではネットニュースや誰もが発信できるSNSまで、情報は溢れ返っていて、自ら確かな情報収集をして選んでいく時代に入っています。

ここにいれば大丈夫、これをやっていれば大丈夫、安心安全安定という確信などはどこにもなくて、自分はどこへ行きたいのか、自分は何がしたいのか、自分の安心安全安定とは何か？

自ら考えて選んで選択して行くことを大切にしていきたいなと、個人的に思います。

地から風の時代への移行