【結果】落語ゴング7・27蕨 | 女子プロレス専門誌『RINGSTARS』

【結果】落語ゴング7・27蕨


 落語家の三遊亭春馬さん主催による落語と女子プロレスのコラボ寄席『落語ゴング』。3回目となる今回は、昨年6月と同様にプロレスのリングと演芸場で2回に渡って行なわれた。


 27日(月)のレッスル武闘館では、はじめにリングを高座として春馬さんを含む3組が登場。ロープを張ってからプロレスが2試合行なわれ、Leonと春日萌花のシングル初対決では、丸め込みの応酬を制したLeonが勝利。メインイベントはKAZUKI&中島vs花月&瑛凛という珍しいカードで、中島がだるま式ジャーマンで瑛凛を下す。2試合とも広田さくらがレフェリーを務めており、気まぐれで不公平なジャッジを展開。犬神家(コーナー上での三点倒立)からコルバタで投げるなど、激しく自己主張して選手たちを困らせた。
 試合後にマイクを持った中島は「普段は絶対に交わらない皆さんが、一緒にこうやって熱くなれたことが私もすごい嬉しかったですし、お互いの会場にぜひ行って落語もプロレスも盛り上げていってほしいなと思います!」とあいさつ。春馬さんが「1つ思ったのは、広田さくらさんのレフェリーが去年よりヒドくなってる」と言うと、広田は「試合より汗かきましたよ!」と笑顔を見せる。


 翌28日(火)は上野広小路亭にて演芸のみとなる『高座の上で一本勝負』。春馬さんの素人弟子である三遊亭萌花(春日)の落語、広田さくらの紙芝居などが行なわれ、林結愛が着物姿で座布団返しを務めた。


『落語ゴングⅢ~リングの上で一本勝負~』
◆7月27日(月)埼玉・レッスル武闘館(18:30)
観衆100人


▼15分1本勝負
 Leon(11分48秒/クラッチ・デ・ガオー)春日萌花
▼30分1本勝負
 KAZUKI&○中島安里紗(13分44秒/だるま式ジャーマン・スープレックス・ホールド)花月&●瑛凛


★KAZUKI&中島安里紗
 KAZUKI「私がカード編成を任されたんですけど、こういう興行だからこその組み合わせを考えてみました。私と瑛凛もわざと離してみたりとか、新鮮なカードになったと思います。来年もあればまたよろしくお願いします」
 中島「花月との対戦がすごく楽しみで、復帰してまだすぐだと思うんですけどめちゃくちゃエルボーの威力も上がってたし、これからも対戦していくのが楽しみだなと思ったし、瑛凛もやっぱりスピードがすごいので、私も負けずに頑張ろうと思いました。(落語ゴングについて)私、今日初だったんですけど、また次回も参戦したいです!」




★瑛凛
 「花月さんと初めてタッグ組んで、やっぱすごいなと思いました。中島さんと対戦するっていうのがなかなかなくて、前にREINAさんで1度ちょっとだけ絡ませて頂いたことがあるんですけど、JWPに入ってから試合するのは初めてです。敗因は…ちょっとしか年齢変わんないのに中島さんを“クソババア”と言ってしまって。そしたらもう“そんな変わんねーだろ!”って怒られたんですけど(4歳違い)。ごめんなさい中島さん」


★春日萌花
 「Leonさんとはなかなか当たる機会もなく、今まで組むことがとても多かったんですけど、ちょっと前まではお互い“6パック(腹筋)はどっちがすごいか?”みたいな対決だったんですけど、久しぶりにLeonさん見たらガタイがすごいデカくなってて…(笑)。前からパワーがあるというのは存じ上げてたんですけど、どちらかと言えばパワーよりスピードの方というイメージがあったんですが、スピードとパワーと最後には丸め込まれてテクニックまで持ってるっていう。私は何で太刀打ちすればいいのかな? って思ったんですけど、落語の知識に関してはだいぶ上なので。『落語ゴング』なので次回はもっと落語に関する技とか、あと落語ルールでやるっていうのもアリかなと思ってます。(2日目の落語について)以前やったのが『死神』といって真打さん…かなりキャリアがいった人がやるネタだったんですけど、春馬さんが“1回簡単なやつに戻ろうか”って話になったので、今回は『松竹梅』という形になりました。やっぱいろいろ反省点がありますね。もうちょっとお客さんを盛り上げられたのかなというところがあったりとか。1番最初の落語ゴングのときに新しいネタを書き下ろして、そこからまだ書いてないので、また違う物を書きたいなと思ってます」


★林結愛
 「すごい最初は緊張したんですけど、やっていくうちに楽しくなって、これの係だったらいくらでもやりたいです(笑)。落語は笑点をすごい好きこのんで見てます。司会者の人との絡みとかすごいおもしろいなと思って。着物は七五三以来じゃないですかね。7歳以来だと思うんですけど、腰痛いですよ。姿勢が正されるから日頃の姿勢の悪さが改めて痛感されました(苦笑)。今後はまず病気を完治させての復帰ですね。12月に春山さんが17年のプロレスラー生活にピリオドを打たれるので…春山さんのキャリアと自分の年齢が一緒なのでちょっと親近感が沸くんですけど、それまでに復帰を目指しています」













▼7・28上野広小路亭