【結果】CMLL4・6プエブラ | 女子プロレス専門誌『RINGSTARS』

【結果】CMLL4・6プエブラ

◆4月6日(月)アレナ・プエブラ

▼ライトニングマッチ
 マルセラ(体固め)朱里


 10日にCMLL世界女子タイトルマッチの決まった朱里と前王者であるマルセラが、6日、アレナ・プエブラ大会でのライトニングマッチで激突した。まずはじっくりとしたグラウンドの展開から朱里がマルセラの背中へサッカーボールキックを連発。観客席へアピールすると大声援。プエブラのファンにも朱里の人気は高い。マルセラはラリアットで反撃するが朱里はすかさずティヘラからドロップキックで場外へ落とす。マルセラはバックブリーカーからドロップキックを決めると、朱里はすぐさまローキックでお返し。場外へ落ちたマルセラにはエプロンからのニーを当てていく。さらにリングへ戻るとニーからのハーフハッチへ。そして腕ひしぎはロープに逃げられる。マルセラはドロップキックで反撃するとすかさず吊り天井へ。なんとか逃れた朱里がジャーマンからボマイエを決めるが、これをカウント2でしのいだマルセラがフェースバスター、そしてトップロープからのダイビング・フットスタンプを決めると3カウントが入った。試合後、マルセラから朱里に手を差しのべ両者が握手。朱里は深々とお辞儀してからリングを後にした。
 メキシコ入りして以来6連勝だった朱里はついに初の黒星。控え室では「やっぱりマルセラ選手は強いです。負けましたけど、10日のタイトル戦は何が何でも防衛して日本にベルトを持ち帰ります」と決意した。マルセラの控え室にも報道陣が殺到。「これだけ強い世界王者を倒してくれと言うメキシコ国民のあなたへの期待は大きい」という質問に「もちろん。10日のタイトルで全力を傾けて必ずメキシコにこのベルトを取りもどす」と約束した。