年中の息子には吃音があります。


前は、最初の言葉を繰り返す「連発」、今は言葉が出にくい「難発」、そしてそれに伴い身体が動いてしまう随伴症状もあります。


たださほど症状は重くなく、いつかは治るかなと見守っていたのですが、小学生入学が見えてきて、言語聴覚士の診断を受けることにしました。


結果は、

・耳の聴こえは問題なし

・発達も問題なし

・連発から難発に変わるのは、症状が悪化している

・幼稚園を含めてきちんとした支援が必要

とのことでした。


不覚にも言語聴覚士との面談で号泣してしまった。

早く対処しなかった後悔と、5歳で吃音に苦しむ息子への申し訳ない気持ち。

そして何より、これまで引っ込み思案と思っていた息子の性格は吃音から来ているのかもしれないと今更気づいた自分の不甲斐なさ。

色々な気持ちがぐるぐるして、とにかく息子に何度も何度も謝った。


息子はお友達と遊ぶことが大好きだけど、慣れるまでにすごくすごく時間がかかってしまう。

前に出ることを好まない割にお遊戯会や運動会は好きで、練習も積極的に参加している。今年の運動会は旗手に選ばれて、とてもとても喜んでいた。


私が思っていた息子の性格と、実際の息子の行動に乖離があって、違和感を感じることがあった。

けれど、やっぱり人見知りはあるし、恥ずかしがり屋には変わらず、「引っ込み思案」は

息子の生まれ持った性格なのだとずっとずっと思っていた。


でも、それは全て違っていて、本当は活発で積極的な息子だけど、吃音が息子の行動や性格を変えているのではと思い始めました。