この2週間はメンタルが不安定だった。
想像妊娠してから、幼い頃の記憶や感情が湧き出し始めるようになった。
それは言葉にできないほどに苦しい日々だった。
兄は自閉症で何もできず
母は酒を飲んで寝てばかりいた。
私は、兄を守るのに必死で、自分を奮い立たせていた。でも私は小学生だった。私も何もできなかった。
両親は私にいつも言った。
私が頑張って見本を見せれば、兄はいつも私の真似をするから。だから頑張りなさい。全てやりなさいって。
私は朝の5時から勉強したり、色々な分野で表彰された。私は、田舎町では珍しいほどに優秀だった。
私はおにいちゃんを守りたかったし
私は母を助けたかった。ただ、それだけだった。
社会人になってからも、お金のためじゃなく、人を助けようと働いていた。
転職してからも、ずっと
私は、きっと私が頑張れば
救われる人がいると思った。
いつか医療が進めば、お兄ちゃんは治るかもしれないし。
お母さんも幸せになったかもしれない。
でも、私は気づいてしまった。
何も変わらなかった。私は何もできなかったんだと。
もう兄は40歳。無職。キャリアなし。
いまだに意味のわからないことを言っている。
もう、彼の人生はダメかもしれない。
私は、おにいちゃんを救えなかった。
私が悪いんだ。私は無力なんだ。
激しく泣いて、主人を困らせて喧嘩をした。
主人が、私がファミリーカーが欲しいと言ったから
車を買い換えに行く。契約しに行くと言った。
私は思った。
Time to goだ。
もう、行かないと。諦めないと。
私は、いつか普通の家族になれると願っていた。
でも、無理だった。
私は結婚して、ワンコは巨大化。
私はもう、行かないといけない。
自分の家族を諦めて、主人とワンコ達、アメリカの新しい家族や仕事。
It’s “time to go”.